その独自カード本当に必要?提携クレジットカードを発行する前に考えたい3つのこと

カテゴリー:初めてのクレジットカード    

お店で買い物をしているとき、店員さんに提携クレジットカードを勧められることって何度もありますよね。
ネットショッピングをしていても、提携クレジットカードの広告が貼られていることはよくあります。

「当店でのご利用でポイント◯倍!」「いま発行すれば◯◯ポイントをプレゼント!」のようなセールストークに乗せられて、ついつい作ってしまいがちな提携クレジットカード。

でも、それは「本当にお得なカード」でしょうか?

あなたが作ろうとしている提携クレジットカードが、本当にお得かどうか見分けるには

  • コスト
  • 利益
  • 汎用性

という3つのポイントがあります。

不要な提携クレジットカードを作りすぎてしまう前に、これら3つの項目に見合ったものなのか考えてみましょう。

 

1.コストは見合っているか

クレジットカードは便利な分、所持していると何らかのコストがかかります。
審査・発行には手間と時間がかかります。それもある意味コストと言えますよね。

新しいクレジットカードを勧められると、誘い文句に乗せられてメリットにばかり注意が行きがちですが、まずは「そのカードを発行することでかかるコスト」が見合っているか考えましょう。

年会費はかかる?

一番わかりやすいコストが「年会費」です。

たとえ、ポイントが多くもらえるようになったとしても、そのポイント分の金額が年会費を下回れば、結果的に損していることになります。

また、「初年度年会費無料、一回の使用で翌年も無料」というパターンもあります。
発行した当初は、「一回使えばいいから余裕」と思っていても、だんだんそのカードのことを忘れていって年会費だけが取られ続ける…なんてことが無いようにしましょう。

もちろん、年会費がかかるクレジットカードの方が、手厚いサービスを受けられることが多いです。
しかし、普段使いのカードならまだしも、そのお店でしか使わないようなカードで年会費分をカバーするのは意外と大変です。

年会費がかかる提携カードは、「本当に発行するべきか」一番慎重に検討しましょう。

発行・審査の手間はどれくらいかかる?

クレジットカードを作るには、必要事項を記入して審査を受けて発行されたものを、郵送もしくは店頭で受け取る必要があります。
これにかかる時間手間「コスト」と言えるでしょう。

クレジットカードは厳正な審査の上で発行されますので、名前・住所・電話番号などの他に、職業・昨年の所得・預貯金・住宅ローン・家賃支払いの有無・居住年数なども記入する必要があります。
慣れない場合は記入に時間かかることもありますし、審査に落ちて発行出来ないという可能性もあり得ます。

綺麗なクレヒス(信用履歴)を積み上げていくならば、審査に落ちるということも出来れば避けたいものです。
審査に落ちない自信がある方や、審査・発行の時間と手間を苦に感じない余裕があれば問題ありません。
しかし、そうでなければ「このカードは手間と時間をかけてまで発行するべきカードか」をよく考えましょう。

カードの枚数が増えすぎるのはよくない

ひげ
「年会費」と「審査」さえ気にしなければ、じゃんじゃんカードを発行していいんだな!

…というわけではありません。

用途によってカードを使い分けるのは重要ですが、カードの申し込み数所持枚数が増えることには注意しましょう。

まず、カードを同時に複数枚申し込むのはNGです。
同時に複数のカードを申し込む人は、「入会ポイント目的=継続利用する気が薄い」「お金に困っている=返済能力に不安あがある」と判断される可能性があります。
確実に審査を通過するためには、一枚ずつ着実に発行しましょう。

複数枚のカードを使い分けたいのなら一度に複数申し込むのではなく、メインのカード1枚の利用実績(クレヒス)を積み上げてから少しづつ増やしていくのがおすすめです。
また、キャッシング枠は0にするか低く抑えることも重要です。

と、ここまで注意して複数枚クレジットカードを所持することが出来たとしても、「カードによって貯まるポイントがバラバラで結局お得に使えない!」ということもあります。
そのため、提携カードの発行には十分に注意が必要なのです。

 

2.利益は十分に得られるのか

カードの発行・所持にかかるコストが見合っていると思ったなら、次はメリットに目を向けていきましょう。

そのお店の利用頻度は高い?

提携カードを作る際に、最も気にしたいのが「提携しているお店・サービスの利用頻度」です。

提携カードというのは、ほとんどが提携店舗・サービスでの利用に特化しています。
つまり、提携店舗・サービスなら「使えば使うほどお得になる」ということです。

逆に言えば、その「提携店舗・サービス以外なら使っても大してお得にならない」ということでもあります。

店員さんにカードの発行を勧められるとセールストークに乗せられて、次からどんどんお得になるし…と思ってしまいますよね。

でも…

その「次」ってどれくらいありますか?そのお店は「月に何回」行きますか?

あまり利用頻度が高くないお店では、先ほどのコストをカバーすることがさらに難しくなってきます。
「利用頻度」は一番重要視するべきポイントとも言えるでしょう。

そのカードの還元率は他と比べて高い?

先ほども書いたように、提携カードの一番の強みは「提携店舗・サービス利用における還元率の高さ」です。

一般的には還元率1.0%を超えると、高還元率と言われます。
提携カードの還元率は通常0.5%程度ですが、提携店舗・サービスなら1.0%を超えることが多いです。

しかし、どこで使っても還元率1.0%を超えるクレジットカードというのも世の中にはあります。
提携店舗・サービスで利用した時の還元率にそこまで大きな差がなければ、どこで使っても高還元率なカードのほうが結果的にお得な場合もあるのです。

提携カードを発行する前に、どれくらいポイントが貯まって、他と比べてどれくらいお得なのかを調べておきましょう。

 

3.汎用性はあるか

最後に気にしておきたいのが、そのカードの「汎用性」です。

ここまで何度か書いてきたように、提携カードというのは「特化」したクレジットカードです。
そのため「提携店舗・サービス専用として使う」という手もあるのですが、汎用性が高いカードの方が総合的にお得になることもありますので、意識しておきましょう。

貯まるポイントの種類は?他に貯めてるポイントと分散しない?

クレジットカードの利用で貯まるポイントには、様々な種類があります。

貯まりやすい・使いやすいポイントとしては「Tポイント」「Pontaポイント」などが有名ですよね。
しかし、提携カードの場合「イエローハットポイント」「AOKIポイント」など店舗独自のポイントが貯まる場合も多いです。

せっかく提携店舗・サービスでの還元率が高くても、そのお店でしか貯まりにくい・使いにくいポイントしか貯められないのは損になります。
特に「Tポイント」や「Pontaポイント」など既にメインで貯めているポイントがあるのなら、そのポイントを貯め続けるのか店舗独自のポイントを別で貯めるのかは、慎重に考えましょう。

なるべく貯めるポイントが分散しないようにするのがお得に利用するコツです。

貯まったポイントの交換先は選べる?魅力的?

「貯めたポイントの交換先」も重要な要素です。
提携カードによっては、提携店舗での割引にしか使えないなど、せっかく貯めたのに「思ったより使えない」こともあります。
ポイントを貯めた後、自分が望む形で利用できるかということも事前に調べておきましょう。
ただ貯めるだけでは意味がありませんからね。

また、店舗独自のポイントであっても、交換先として「Tポイント」や「楽天ポイント」などへの変換が出来るものもあります。
その交換レートが悪くなければ、そうやってポイントを一つにまとめていくと貯めやすく・使いやすくなるでしょう。

他のお店で使っても、ある程度のポイント還元が得られる?

提携店舗・サービス専用のクレジットカードとして使うわけでなければ、他の支払いで利用したときの還元率も考えましょう。

たとえば、月10万円の利用のうち、2万円が提携店舗での利用だったとします。

提携店舗で2.0%、他では0.5%の還元率を持った提携カードだと得られるポイントは

2万円 × 0.020 = 400円分のポイント
8万円 × 0.005 = 400円分のポイント
で、合計800円分のポイント

です。

しかし、全ての支払いで還元率1.0%のクレジットカードだと

10万円 × 0.01 = 1,000円分のポイント

が貯まります。

このように、提携カードをメインとして利用する場合は、提携店舗の利用頻度と他店での還元率を意識する必要があります。
もし、いま提携カードをメインにしているなら、どこでも高還元率なカードをメインにして、提携カードを提携店舗・サービス専用にしてもいいかもしれません。

最後に、提携カードから乗り換えるのにおすすめなカードをいくつか紹介したいと思います。
 

汎用性が合って普段使いに向いた高還元率クレジットカード

どこで使っても高い還元率が得られるクレジットカードというのは汎用性が高く、普段使い用に1枚は持っておきたいものです。

提携のクレジットカードを作るか迷っている方は、先にこれらの中から1枚作ってみてから、それでも必要かどうか考えてみてはいかかがでしょうか。

ここで紹介するのは、より汎用性が高い3枚だけですが、他にも高還元率のクレジットカードが知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

参考 ポイント高還元率のおすすめクレジットカード完全ガイド!カードの選び方から仕組みまで徹底解説します

どこで使っても楽天ポイントが貯まる貯まる!「楽天カード」

入会資格
18歳以上で日本在住の方
国際ブランド発行スピード年会費
VISA、MasterCard、JCB最短3営業日発行無料
ポイント還元率海外旅行傷害保険ETCカード年会費
1〜4%最高2,000万円(利用付帯)年会費:500円+税(条件付きで無料)

 

>>楽天カードの公式サイト<<

決まった利用サービスがない方でもポイントが貯めやすい!「Orico Card THE POINT」

入会資格
原則として年齢18歳以上の方
(高校生は除く)
国際ブランド発行スピード年会費
VISA、MasterCard最短8営業日無料
ポイント還元率海外旅行傷害保険ETCカード年会費
1〜2%なし無料

 

>>Orico Card THE POINTの公式サイト<<

 

ポンタと提携してさらに便利に!「リクルートカード」

入会資格
18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
または高校生を除く18歳以上で学生の方。
国際ブランド発行スピード年会費
VISA、JCB最短3営業日発行無料
ポイント還元率海外旅行傷害保険国内旅行傷害保険
1.2〜2.2%最高2,000万円(利用付帯)無料(VISAブランドを選択した場合は発行手数料として1,000円+税が発生)

 

>>リクルートカードの公式サイト<<

 

カードの枚数を少なくしたい人に向いた一体型クレジットカード

そのお店専用のクレジットカードは作りたくないし、出来れば持ち歩くカードの枚数は少なくしたい、という方には電子マネーが一体となったクレジットカードがおすすめです。

先ほど高還元率のクレジットカードとして紹介した「楽天カード」「Orico card THE POINT」も、それぞれ「楽天Edy」「iD、QuicPay」という電子マネーとの一体型としても使うことが出来ます。

こちらも3枚紹介させて頂きますのでご覧ください。

参考 SuicaやPASMOを搭載!お得で便利なICカード・定期一体型クレジットカードまとめ

Suicaのオートチャージや定期券購入でポイント3倍!「ビュー・スイカ」カード

入会資格
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(未成年の方は親権者の同意が必要です。)ただし、高校生の方はお申込みいただけません。
国際ブランド年会費ポイント
VISA、MasterCard、JCB477円+税1,000円につき2ポイント(5円相当)貯まるビューサンクスボーナス
定期券オートチャージ各種補償
◯(※1)◯(※1)紛失補償(※2)、国内(利用付帯)・海外(自動付帯)旅行傷害保険

(※1)定期券購入(JR東日本のみどりの窓口や券売機で購入に限る)、オートチャージの際はポイント3倍となりますので、1,000円のチャージで6ポイント(15円相当)のポイントを獲得
(※2)定期券機能付きビューカードを紛失しても、クレジットカードとしての補償はもちろん、定期券部分およびSuicaへの入金(チャージ)残額まで補償(機能停止時点での残額)

>> 「ビュー・スイカ」カード <<

PASMOとの一体型でポイントも使いやすい!「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」

入会資格
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(未成年の方は親権者の同意が必要です。)ただし、高校生の方はお申込みいただけません。
国際ブランド年会費ポイント
VISA、MasterCard初年度年会費無料、翌年度より1,000円+税200円ごとに1ポイント貯まるTOKYU POINT
定期券オートチャージ各種補償
紛失補償、国内外傷害保険(利用付帯)

 

>> Tokyo Metro To Me Prime <<

nanacoの一体型ならこれ一択!「セブンカード・プラス」

入会資格
原則として18歳以上で、学生の方(高校生除く)または本人または配偶者に継続して安定した収入がある方。
国際ブランド発行スピードETCカード年会費
VISA、JCB2~3週間程度無料
ポイント還元率海外旅行傷害保険国内旅行傷害保険
なしなしなし

 

>>セブンカード・プラスの公式サイト<<

 

できるだけ汎用性の高いクレジットカードを持とう

よく利用する店舗がなければ、クレジットカードはできるだけ汎用性の高いものを選びポイントをまとめておいたほうがお得に利用できます。

たとえ楽天市場を利用していなくても、楽天カードを持つタイミングで利用を始めるのも良い機会となるでしょう。

クレジットカードを持つのをきっかけに、普段利用する店舗も絞り、効率よくポイントを貯めてみてはいかがでしょうか?

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