「ETCの大口割引(多頻度割引)ってどんな時に使えるの?」
免許も取得し、高速道路や有料道路での割引もあるからとおすすめされたETCカード。
ですが、
・大口割引(多頻度割引)の仕組みは?
・高速道路によって割引率が違うの?
・通行止めで迂回した場合、割引は適用される?
など気になることも多いと思います。
そこで、この記事ではETCの大口割引(多頻度割引)の概要と注意点についてまとめました。
大口割引(多頻度割引)の概要
ETCの大口割引(多頻度割引)は、その名の通り大口・多頻度利用者を対象とした割引サービスです。
この大口割引(多頻度割引)を利用するためには、ETCコーポレートカードを利用が必須となります。
また、大口割引(多頻度割引)には、高速利用の料金が大きいほど割引率が高くなっていくというメリットがあります。
割引金額
大口割引(多頻度割引)の割引金額は、1ヶ月間の車両単位割引と契約単位割引の組み合わせとなります。
車両単位割引
車両単位割引は、契約者の自動車1台ごとの1ヶ月の高速利用料金をもとに、下記の割引率が適応されます。
利用料金(車両1台につき) | 割引率 | ETC2.0の割引率 (令和2年3月末まで) |
---|---|---|
5,000円を超え、10,000円までの部分 | 10% | 20% |
10,000円を超え、30,000円までの部分 | 20% | 30% |
30,000円を超える部分 | 30% | 40% |
契約単位割引
1ヶ月で下記の条件を超えると契約単位割引として、10%の割引を受けることができます。
- 契約者の1ヶ月の高速道路の利用金額が合計500万円を超える
- 契約者の自動車1台あたりの1ヶ月平均の利用額が3万円を超える
また、割引対象の一般有料道路で上記の条件を超えた場合は、5%の割引を受けることができます。
他のETC割引と併用はできない
ETCの割引制度はいくつもありますが、大口割引(多頻度割引)は基本的に他のETC割引と併用ができません。
ETCの割引サービスはお得なものばかり!
ETCの割引は、日本全国で様々なサービスがあります。
そこで、主要なETCの割引サービスを纏めました。
ETC割引 | 割引内容 |
---|---|
平日朝夕割引 | 平日の6時~9時・17時~20時の間が最大50%割引 ※ETCマイレージサービスの登録必須 |
休日割引 | 日曜日や休日に地方の高速道路が30%割引 |
深夜割引 | 0時~4時の間は50%割引 |
アクアライン割引 | 普通車が2,340円分お得 |
ETC2.0割引 | 圏央道(新湘南バイパスを含む)の環状道路利用で割引 |
障害者割引 | 障害を持っている方が同乗すると50%割引 |
大口・多頻度割引 | 走行距離に比例して割引率が高くなる |
ETC乗り放題 | ドラ割やみち旅などお得なフリーパス、ドライブパス |
ETCの乗り放題プランの活用もおすすめ
ETCの乗り放題とは各交通事業者が提供する割引プランのドライブパスやフリーパスが該当します。
利用する高速道路・有料道路によって購入できる乗り放題プランが異なるため、以下表にまとめました。
交通事業者 | 乗り放題プラン |
---|---|
NEXCO東日本 | ドラ割 |
NEXCO中日本 | 速旅 |
NEXCO西日本 | みち旅 |
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