カンボジアへの協力支援を行う学生団体IROHAにインタビュー! 学生にしかできない「無償の支援」という時間の使い方にとは

どうも!マネープレス編集部のせりです!

今回は「ボランティアという時間の使い方」ということをテーマに、カンボジアにある中学校に対しての教育支援の他、物質的な継続支援なども行う、学生団体IROHAにインタビューをしたことを記事にまとめました!

ボランティアという、自分の「時間」を「無償」で使う取り組みに、IROHAメンバーの方は一体どんな魅力を感じているのか、また普段の活動の中で特に苦労していることややりがいは何なのかなど、聞きたいことを全部聞いてきました!

学生団体「IROHA」とは

インタビューに移る前に、今回私がインタビューした学生団体「IROHA」とはいったいどんな団体なのか、ということをまずは紹介したいと思います。

・正式名称 – 国際協力団体IROHA
・活動拠点 – 立命館大学
・設立 – 2010年(カンボジアのオースヴァイ村に公立中学校IROHA SCHOOLを設立したのがきっかけ)
・総メンバー数 – 120名程度
・普段の活動 – 週に一回のミーティングと募金活動、不定期で開催するイベント、あと年に2回のカンボジア派遣

IROHAは関西の名門、立命館大学を拠点に活動している、国際協力団体です。
創設者の方は実際にカンボジアを訪れた時に、カンボジアの農村部の貧困状況を実際に目の当たりにし、自分も彼らの力になりたい!と思い、あるNGO団体に連絡をしたそうです。そのNGO団体が提示した貧困地域に足りなかったのが中学校だったので、中学校建設を決めたそうです。

なんとも行動力のある方ですね! せりも学びたいくらいです笑笑

「IROHA」広報担当の川村幸生さんにインタビュー!

ここからがお待ちかねのインタビュー記事になります。IROHAの広報担当の川村幸生さんにIROHAのことについてインタビューしてきました!

せり
それでは川村さんよろしくお願いいたします

川村さん
よろしくお願いいたします。

せり
それでは早速ですが質問に移らせていただきたいと思います。カンボジアの中学校に継続的な支援を行っているということですが、具体的にどのような支援を行っているのでしょうか?

川村さん

私たちが主に行っている活動は、カンボジアの教育に恵まれない子供たちの視野を広げるための支援です。
具体的にはIROHAスクールから少し離れた街まで生徒を連れて行き、実際に2日間にわたり職業を体験させてもらう(職業体験)活動や、私たちがカリキュラムにない授業を考えて実際に授業をする(授業プロジェクト)活動などしています。他にも衛生支援や物資支援なども積極的に活動中です。
私たちIROHAはこのように、学生団体のなかでは幅広い活動を行っている方だと思います。というのも、学生団体はNGO・NPO団体とは違って制約が多いので、なにかに特化しているような団体が多いように思います。
例えば、衛生支援を中心に行っている団体や、学校建設を中心に行っている団体などです。IROHAは120名以上のメンバーがいるため、このように幅広い支援が行えているのだと思います。

せり
なるほどですね。他の学生団体に比べて規模が大きい分、多岐に渡る支援を行うことができている、ということですね。

川村さん
そうですね。そこが私たちの強みだと思っております。

せり
ありがとうございます。次に最初から疑問に思っていたことを聞いてもよろしいでしょうか。そもそもカンボジアの支援を行うにあたり、なぜ「中学校」を選んだのでしょうか?理由があれば教えてください。

川村さん
IROHAは中学校建設をはじめるのと同時に結成された団体です。
創設者の方は実際にカンボジアを訪れた時に、カンボジアの農村部の貧困状況を実際に目の当たりにし、自分も彼らの力になりたい!と思い、あるNGO団体に連絡をしたそうです。
そのNGO団体が提示した貧困地域に足りなかったのが中学校だったので、中学校建設を決めたそうです。具体的にどんな支援がしたいとか考えていたわけじゃなくて、「縁」あって今のIROHAスクールを建設するに至ったという話を創設者の方から聞いたことがあります(笑)

せり
なるほど!最初から「中学校支援をしよう」ということではなく、「中学校支援をしたのがきっかけでカンボジアに支援をする活動を始めた」ということなのですね。

川村さん
そうです笑 でもその創設者の方のおかげで私もカンボジアの支援に関わることができて感謝しています。

せり
そうなんですね!次に、IROHAの活動に関してもっと具体的なことをお聞きしたいと思います。普段の活動を行う際に特に苦労していることややりがいを教えてください。

川村さん
最近感じることは、「学生団体の限界」です。カンボジアに駐在して活動をすることはできませんし、資金にも限界があります。また学生は学業との両立が求められるため、IROHAの活動に100%の力を注げる人はほとんどいません。
苦労は絶えないですが、やりがいはとてもあります。というのも、やるべき活動が障害によってできないと分かった時に、日本でミーティングを重ね、工夫をし、実際に実行できた時はとても達成感を得ることができます。
IROHAが日本で頑張っただけIROHAスクールの生徒の役に立てるし、実際にカンボジアで彼らの笑顔を見ることができます。

せり
なるほど。私も学生の身でありながらインターン生として会社で働いておりますが、やはりフルタイムで働ける方に比べると時間的な制約があって難しさや歯がゆさを感じることもあります。
しかし、日本でどのくらい計画を立てたかで支援の質が変わるとは興味深い話ですね。

川村さん
お話わかっていただけてうれしいです。もちろん、支援の現場では想像通りにいかないことも多くありますので、その場合の臨機応変な対応力もつけないといけないですよね。常に同じ支援を行っていればいいというわけではないですし、日本での週1回のミーティングはとても重要だと感じています。

せり
なるほど。IROHAに入って、カンボジアの方々の支援を行うことによって、価値観が変わったことなどはありますか?

川村さん
私個人の意見にはなるのですが、異なる価値観を受け入れられるようになりました。というより、受け入れる必要がありました。実際に現地に住むカンボジア人の価値観を知ったうえで支援をしないと、私たちの自己満足になってしまう危険があるからです。私は、やるべき活動を考えるときに日本人としての価値観を無視することを心がけています。

せり
なるほどです。確かにカンボジアの子供たちと我々日本の大学生では経済状況や育った環境が全く違いますもんね。きっと価値観や常識も違うのではないかと思います。なにか具体的に価値観の違いを実感したエピソードなどはありますか?

川村さん
私の印象に残っている価値観の違いとしては、日本の会社からの協賛品として黒ボールペンを200本いただきまして、それを現地で配ったのですが全然反応がよくありませんでした。というのも、カンボジアで主に使われるのは日本とは違って青ボールペンでした。
あるいは、少し話がずれるかもしれませんが、例えば、カンボジアの農村部には電気や水道は通っているのか、テレビはあるのか?などと考えるときに、「そのくらいはあるだろう。」という意見をメンバーからもよく聞きます。
でもそれは日本人の価値観ですよね。小さいころから当たり前のようにそれらがあったからそう思うのは仕方がないけれど、それをカンボジアの農村部に当てはめていては正しい支援は行えないと思います。実際にカンボジアの農村部のたくさんの地域でそれらはありません。

せり
そんなことがあったのですね笑笑 きっとここでインタビューしているだけの私には想像もできないような苦労もあると思います。そんなときには他の人や団体の支援も必要になるのではないかと思います。他にも海外の学校支援や福祉を行う学生団体はあると思うのですが、他の団体との協力などはあるのでしょうか?

川村さん
国内でイベントを行う際には毎回たくさんの団体の人たちに声をかけています。関西の海外支援団体で協力して、なにか一つのイベントを運営しよう!という話はするのですが、今のところ行動には移せていないのが現状です。

せり
そうなのですね。地理的な距離の問題や支援に関する考え方の違いなど、協力に向けての傷害は様々あるように想像します。

川村さん
そうですね。まだ解決すべき課題はたくさんあると思います。

せり
急に話は変わりますが、私たちはクレジットカードの記事などを書いていることもあり、その観点から質問させていただきたいのですが、カンボジア派遣の際にクレジットカードを持っていくのか、持っていくならどんなクレジットカードが多いのか、海外旅行保険などはどのようにしているのか、お聞きしたいです。

川村さん
いきなりですね笑笑

せり
すいません。弊社としてはこういうことも聞いておきたいと思いまして笑

川村さん
構いませんよ笑
私はカンボジアに毎回クレジットカードを持っていきます。現地でキャッシングをすることもできますし、もし現金の盗難に遭ってもカード一枚で生き延びることができるので必須だと感じています。
クレジットカードの種類に関しては、私は楽天カードアカデミーのVISAカードを持っています。私がVISAしか持っていないのでわかりませんが、VISAで苦労したことはありません。メンバーの中には、クレジットカードの保険を利用してカンボジアに行く人もいますが、別の保険会社を利用する人が多いように思います。

せり
なるほど。海外旅行保険付きのクレジットカードは便利ですよね。弊社の媒体でもどんなカードがおすすめなのか紹介する記事を作ってます。それでも滞在期間が長かったり、クレジットカードの保険だけではまかないきれない場合は、他の保険に入ることも重要ですよね。

参考【海外旅行に持っていくクレジットカードのおすすめと知っておくべき4のポイント

川村さん
そうだと思います。

せり
もう一点、私たちは「ワクワクする時間とお金の使い方を日本一考えるメディア」を運営しているということもあり、その観点からお聞きしたいのですが、大学生の限られた時間を、海外でのボランティアに投資するという時間の使い方には、どのような意味があると思いますか。アルバイトなどでお金を稼ぎたいという学生も多い中で、時間を使って無償でなにかをすることに、価値をどのように見出すのか教えていただきたいです。

川村さん
逆に今しかできない活動なので大きな価値を持つと思います。社会人になればほとんどの人はフルタイムで働くことになりますし、結婚したらまとまった自由な時間をつくるのは難しくなります。そういう意味で、海外ボランティアは大学生の今しかできないことです。人のために何かをするという感覚はとても大切です。これは今後の人生に間違いなく生かされます。

せり
なるほど…..。私も学生だからこそ、このような時間の使い方に関する話は深く身に沁みます。もっとこのような活動に時間を割く学生が増えるといいですね。

川村さん
本当にそう思いますし、逆にそういった活動を広めていけるように、私たちからも働きかけを継続していかなければいけないと思います。

せり
素晴らしいと思います。最後になりますが、今後のこのような素晴らしい活動をどのように広げていくか、また今後の活動の展望や目標などを教えていただけると幸いです。

川村さん
私たちは10月に本を出版します。今後はさらにカンボジアについて詳しく知らない人たちへのアプローチに力を入れ、カンボジアの貧困に関して興味を持ってもらいたいと思います。
また、団体としてはさらに規模の大きな活動を行うことでもっと多くの恵まれないカンボジアの子供たちの役に立ちたいです。決して上から目線ではなく、現地の価値観を大切にし、ニーズに合った活動を心がけていきたいと思います。絶対に忘れてはいけないのは、あくまで私たちは国際「協力」団体であって、国際「支援」団体ではないことです。

インタビューを終えて ~川村さんの信念と時間の使い方~

今回はカンボジアに教育支援活動を中心とした支援を行う、国際協力団体IROHAの広報担当の川村さんにインタビューを行いました。

その中で見えてきたのは、カンボジアへの教育支援に対する川村さんの意志の強さでした。川村さんはこの時間の使い方に対して、必ず将来の役に立つという確信をもっていました。

さらに、本の出版や団体としての活動の拡大など、さらなる支援の充実を志していました。

学生時代は特に、「時給制」など、時間をお金に換算して考えたり、お金を稼ぐために時間を使うことが多くなっています。しかし、川村さんをはじめとしたIROHAのメンバーのように、「無償」で社会に貢献する活動をすることも一つの素敵な「時間の使い方」であると感じました。

皆さんも参考にしてみてください!今回はインタビューにお答えしてくださり、ありがとうございました!

それではまた!

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