個人事業主から法人まで!アメリカン・エキスプレス・カードのビジネスカードを徹底解説!

アメリカン・エキスプレスというクレジットカードに関して、どのくらい理解していますか?

名前を聞いたことがある・詳しく知っている・実際に所有している・メインカードとして利用しているなど様々でしょうが、アメリカン・エキスプレス・カードのビジネスカードについて詳しく知っている方はあまり多くないのではないでしょうか?

そこで今回は、個人事業主から法人まで、幅広く利用可能なアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードについて詳しく解説したいと思います。

なお、本文中ではそれぞれの名称について下記のように統一しておりますので何卒よろしくお願い致します。

  • アメリカン・エキスプレス → アメックス
  • アメリカン・エキスプレス・カード → アメックスグリーン
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード → アメックスゴールド
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード → アメックス・ビジネス
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード → アメックス・ビジネスゴールド

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アメックスという会社と国際ブランド

アメックスのビジネスカードに関して説明する前に、そもそもアメックスという会社について簡単に触れておきましょう。

アメックスはアメリカに本拠地を置き、世界中でクレジットカード決済に関連する事業を行っている会社です。

1850年に、ニューヨーク州バッファローに会社を創立して以来、事業の規模や多角性を少しずつ増していき、現在では世界の六大国際ブランド(VISA・mastercard・アメックス・JCB・Diners Club・UnionPay)に数えられるまでになっています。

「オマハの賢人」として知られている、世界一有名な投資家であるウォーレン・バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイが筆頭株主となっていますが、当のバフェット自身が長い間アメックスグリーンを愛用しているという逸話は非常に有名です。

アメックスについてより詳しく知りたい方は、アメックスのプロパーカードについて説明したこちらの記事で確認していただければと思います。
なお、20,000字を超えたボリュームのある記事となっておりますので、ブックマーク等をしておき、時間のあるときに読むことをおすすめします。

参考アメックスの基本!アメリカン・エキスプレス・カードのプロパーカードであるグリーンとゴールドを徹底解説!

アメックス・ビジネスの基本スペック

年会費(税抜)12,000円
追加カード年会費(税抜)6,000円
海外旅行傷害保険最高5,000万円補償(※)
国内旅行傷害保険最高5,000万円補償(※)

※適用条件は利用付帯

アメックス・ビジネスの年会費は、本カードが12,000円+税で追加カードが1枚につき6,000円+税となります。

海外旅行傷害保険は利用付帯で最高5,000万円まで補償を受けることができます。
航空券やパッケージ・ツアーの代金をカードで支払うことで、旅行傷害保険が自動で付帯される仕組みになっています。

ETC発行枚数は5枚までで、ETCカードの年会費は1枚につき500円(税抜)。
個人向けETCカードは年会費が無料ですが、新規発行手数料が850円(税抜)かかります。

それに比べ、法人カードのETCカード発行にかかる金額は年会費500円(税抜)のみなので、個人向けカードよりもお得にETCカードの発行ができますね。

付帯サービス等に関する詳しい説明は後述します。

アメックス・ビジネスゴールドカードの基本スペック

年会費(税抜)31,000円
追加カード年会費(税抜)12,000円
海外旅行傷害保険最高1,000万円補償(※)
国内旅行傷害保険最高5,000万円補償(※)

※適用条件は利用付帯
アメックス・ビジネスゴールドカードは年会費31,000円(税抜)で、追加カードの年会費は1枚につき12,000円(税抜)です。

海外旅行傷害保険は自動付帯と利用付帯に分かれています。
アメックス・ビジネスと同じく、航空券やパッケージ・ツアーの代金をカード支払いにすることで、旅行傷害保険が自動で付帯される仕組みになっています。
カード払いだと1億円、カードで払っていないと5000万円の海外旅行傷害保険がつく、と考えると覚えやすいかもしれません。

ETC発行枚数は5枚までで、ETCカードの年会費は1枚につき500円(税抜)です。

アメックス・ビジネス同様、付帯サービス等に関する詳しい説明は後述します。

ビジネスでも活きるアメックスの強み

まずは一般カード・ビジネスカードに関係なく、アメックスのプロパーカードをビジネスシーンで利用することのメリットを考えていきましょう。

何よりも高いステータス性

何よりも注目すべきは、アメックスのプロパーカードが有する高い「ステータス性」

アメックスのプロパーカードには高いステータス性・信頼性があるというのはある種の常識であり、言葉にはせずともみなそのことを知っていますよね。

ビジネスシーンでは「信用」が重視される場面が多いですが、アメックスのプロパーカードを利用することで個人としてにせよ企業としてにせよ、高いステータス性・信頼性をアピールすることが可能になります。

同伴者1名まで利用できる空港ラウンジ

事業内容や企業の規模によっては、海外出張を行うことが少なくありません。

空港を利用する際には空港ラウンジが大活躍しますが、アメックスのプロパーカードではカードの所有者だけでなく同伴者も1名まで空港ラウンジを利用することができます。

空港ラウンジは落ち着いて静かな空間であり、プレゼン資料の確認や手直し等を行うにも最適です。

出張の同行者と一緒に簡単なミーティングを行う場所としても重宝するでしょう。

充実の付帯保険と安心のプロテクション

また、国内・海外共に充実した旅行傷害保険が付帯しているのも、商談等で国内・国外を飛び回るビジネスマンにとってはありがたいと言えるでしょう。

キャンセルプロテクションリターンプロテクションをはじめとした種々のプロテクションも、非常に頼りになります。

もちろんこれらの保険やプロテクションは利用機会がないのが望ましいですが、「備えあれば患(うれ)いなし」ということですね。

ビジネス用のクレジットカードこそステータス性が必要な3つの理由

アメックスのプロパーカードをビジネスシーンで利用することで受けることのできるメリットに関して触れてきましたが、その中でもやはり「ステータス性」こそが最も重要なポイントとなります。

この「ステータス性」においてのみ、補足で説明を行っておきましょう。

社会的な信頼を保証してくれる

先ほども少し触れましたが、ビジネスシーンでは商談がまとまるかどうかなどの場面で「信用・信頼」が重要な鍵を握る要素になり得ます。

もちろんそのような場面で水戸黄門の印籠よろしくアメックスのプロパーカードを取り出し、「このクレジットカードが目に入らぬか!」とやるわけではありません。

それまでの関わりの中で、アメックスのプロパーカードを利用しているということを相手に気付いてもらっていれば、自然と社会的な信用・信頼が保証され、商談締結の一助になることでしょう。

アメックスのプロパーカードが全てではなく、今までの「信用・信頼」にプラスする形でアメックスのプロパーカードを使ってみてはいかがでしょうか。

接待・出張時の印象が上がる

アメックスのステータス性が効果を発揮するのは、取引先に対してだけではありません。

接待や出張時の宿泊の予約・支払等をアメックスカードで行うことで、ワンランク上の部屋を用意してくれたり、より上質なサービスを受けることも可能です。

アメックスカードというのはそれぐらい一目置かれるカードでもあるのです。

1枚使いが基本だからこそ、こだわりたい

個人が私的に利用するクレジットカードの場合、用途や特徴に応じて使い分けをするために何枚か所持するのが普通です。

マイルを貯める場合にはAのカード、普段よく利用するショッピングモールで利用するのはBのカード、Cのカードは付帯サービスを利用するため……といった感じですね。

それぞれのカードは実用性重視で選んでいるため、「ステータス性」というものはあまり意識していないことが多いと言えるでしょう。

もしステータス性を意識するのであれば、ステータス性が必要なときに利用するDカード、というようにさらにカードを追加すればいいわけですから。

しかし、ビジネスの場で利用する法人カードは主に「経理処理を簡素化する」という目的で利用しているため、1枚持ちが基本です。

そのため、たった1枚で色々な目的を満たすことのできるカードが望ましいわけであり、そのカードが高いステータス性を有していれば申し分ないということですね。

個人用クレジットカードと法人用クレジットカードの違い

それではここでアメックスの話からは少し離れて、個人用クレジットカードと法人用クレジットカードの違いについて説明していきましょう。

いろいろと説明を行う前に確認しておきたいのは、基本的に個人用のクレジットカードで事業経費を支払うことはNGだということです。

個人事業主等の場合だと、事業用と個人用の区別が曖昧なため少々グレーゾーンな部分もあるのですが、原則として事業経費の支払いに利用できるのは法人用クレジットカードだけだと思っておいてください。

本人だけでなく「会社」の属性も審査の基準となる

個人用クレジットカードと法人用クレジットカードの大きな違いの1つ目は、「会社」の属性が審査の際に重要な鍵を握るということ。

法人用クレジットカードと言えど、実際に利用するのは法人ではなく人間ですから、申し込み者(社長等の代表者)の信用情報ももちろん審査対象になります。

しかし、クレジットカード発行の際の審査の意図は「クレジットカードを発行しても大丈夫かどうか=きちんと返済できるだけの能力はあるか」ということを確認することですから、法人用クレジットカードの場合は「きちんとした法人かどうか」ということを確認する過程は避けて通れないのです。

「設立して間もない法人では法人用クレジットカードの審査に通過しにくい」という話は、これに起因していると言えるでしょう。

引き落としを「法人口座」と「個人口座」の二つから選べる

引き落とし口座に関しても、個人用クレジットカードと法人用クレジットカードには大きな違いがあります。

個人用クレジットカードの引き落とし口座として指定できるのは個人口座だけですが、法人用クレジットカードの中には「法人口座」「個人口座」のどちらから引き落とすかを選択できるカードもあります。

大きな法人の場合には基本的に法人口座からの支払いとなると思いますが、個人事業主のような規模の小さな事業者の場合は、個人口座からの支払いのほうが都合がいい場合もあります。

それぞれの事情に応じて引き落とし口座を選択できるのも、法人用クレジットカードのメリットと言えるでしょう。

追加カードを発行して社員に持たせられる

法人用クレジットカードは、法人としての活動を行う際の経費の決済のために用いられます。
しかし規模の大きな法人では、決済権を持つ人間が社長以外にいることも。

そういった状況に対応するため、法人用クレジットカードでは追加カードを発行することが可能になっているのです。
本カードの他に追加カードを2枚発行することで、本カードを社長が持ち、他の2枚を事業部長と人事部長が持つ、というようなことが可能になるわけですね。

追加カードは本カードのコピーのようなカードなので、引き落し口座は全て本カードと同じに設定されています。

これにより、それぞれのカードをどのように利用しても最終的には同じ口座から引き落とされるため、経理処理が非常に楽になる点がメリットです。

支払いは一括払いが基本

法人用クレジットカードは、法人の経費決済の手間を省くのが主な使用目的であるため、個人がクレジットカードを利用する理由の上位に当てはまる、「一括では購入できないけれど分割でなら購入できるものを購入するため」という用途では使わないのが普通です。

そもそも分割でしか購入できないようなものを経費で支払うのは会社の体力上無理のある選択肢と言えるでしょう。

そのため、法人用のクレジットカードの支払い方法は一括払いが基本となっています。

一部のカードでは分割払いが選べる場合もありますが、そういったカードはあくまで例外的な扱いであり、基本は「法人用クレジットカードの支払方法=一括払い」と思っておくとよいでしょう。

個人用のアメックスグリーンではなくアメックスビジネスカードを使うメリットは?

ではここからはアメックスに話を戻して、ビジネスの場において個人用カードのアメックスグリーンではなくアメックスビジネスカードを使うことのメリットは何かということについて考えてみましょう。

アメックスグリーンはビジネスシーンでも十分利用可能なカードですが、法人用のアメックスビジネスカードを利用すればさらに多くのメリットを受けることが可能になります。

ビジネスサポートが受けられる

アメックスビジネスカードはビジネスシーンでの利用を前提としているカードなので、付帯特典もビジネス関連のものが多くなっています。

  • 経営コンサルタントに自社の経営課題に関する相談を受けてもらえる「ビジネス・コンサルティング・サービス」が利用できる
  • 日本最大級のビジネス情報データベースである「G-Search」が年会費無料で利用できる
  • ビジネス情報調査代行サービスが年会費無料で利用できる

など、経営者であれば垂涎物の特典が多数付帯しています。

契約施設を特別優待料金で利用できる福利厚生プログラムである、「クラブオフ」のVIP会員に年間登録料無料でなれるのも非常に魅力的です。

本カードの所有者だけでなく追加カードを所有している社員でも利用可能。

レストランでの食事・映画館での映画鑑賞・スポーツクラブの利用などが全てVIP会員限定の割引料金で利用できるため、幅広いシーンで恩恵を受けることができるでしょう。

また、全国の提携医療機関を利用することで割安な会員価格で健康診断を受診することができるため、社員の健康維持にも役立ちます。

経費管理サポートが受けられる

1ヵ月に1度、本カードと追加カード1枚1枚に対して、カードごとの利用明細を郵送してくれます。

このサービスにより、どのカードでどれくらいの経費支払いが行われているかが一目で把握できるようになり、経費のコントロール無駄な経費の削減につなげることができるようになるでしょう。

別途申し込みは必要ですが、3ヵ月ごとにカードの利用状況をまとめてデータとして報告してくれる「四半期管理レポート」を利用することもできます。

「四半期ご利用集計」と「四半期ご利用明細」の2種類のレポートが届くため、1ヵ月ごとに利用明細を確認するよりもより大局的な視点から経費の確認を行うことができます。

年会費を経費で落とせる

法人用クレジットカードの主な使用目的は「経理処理を簡素化するため」

法人用クレジットカードを利用することは業務フロー改善の一環であると考えることができます。

法人用クレジットカードを利用するためにかかる費用、すなわち年会費は、会社の経営上必要なものと考えられ、経費に組み込むことが可能なのです。

アメックスビジネスカードは少々高い年会費がネックになり得ると考えられますが、経費処理できるのであればその心配も少しは減るのではないでしょうか。

経費でポイントを貯められる

アメックスビジネスカードは、もちろんクレジットカードの一種なので、支払いに利用することでポイントを貯めることが可能です。

これは会社の運営上必要な出費を支払いながら、ポイントを貯めることができることを意味します。

そして貯めたポイントは好きな交換対象に交換できるのがクレジットカードの常ですが、アメックスビジネスカードも例外ではありません。

貯めたポイントをマイルに交換することで、出張等の飛行機代を実質タダにすることも可能です。
ポイントの交換対象はいろいろありますが、マイルに交換するのが最も便利に利用できると言えるでしょう。

ただし、アメックスのポイントプログラムであるメンバーシップ・リワードは、ポイント→マイルの交換レートがそこまで良いわけではありません。

お得にポイントを交換したいのであれば、メンバーシップ・リワードの上位プログラムであるメンバーシップ・リワードプラスに加入する必要があります。

アメックスビジネス・ゴールドでさらに増えるメリット

アメックスビジネスカードを利用することのメリットに関してはお分かりいただけたかと思いますが、アメックスビジネスカードより1つ上のグレードのカードとして、アメックスビジネス・ゴールドがあります。

アメックスビジネス・ゴールドを利用することで受けられる、さらなるメリットについて説明していきましょう。

ビジネス用のレストラン・ラウンジを利用できる

アメックスビジネス・ゴールド独自のサービスとしては、ビジネスに有効活用できるレストランラウンジの利用権が挙げられます。

接待や会食を行う際のお店選びのサポートは、「ビジネス・ダイニングbyぐるなび」を利用することでスムーズにいくでしょう。
人数・希望エリア・予算・目的等を伝えると最適なお店を提案してくれます。

お店選びは接待・会食をうまく進めるための第一歩ですから、これは非常に助かるサービスですね。

帝国ホテルにある会員専用のビジネスラウンジであるミーティング・スクエアを利用することも可能です。
月額20,000円(税抜)の会費を支払う必要はありますが、帝国ホテルのビジネスラウンジを利用できるというのは実用面でもステータス面でも大きなプラス材料となるでしょう。

ヘルスケア無料電話相談が受けられる

企業の経営者の方は多忙な日々を過ごしていることが多く、自身の健康状態には無頓着な方が多いと言えます。

そのような方のために、無料のヘルスケア電話健康相談を利用できるサービスが整えられています。

食事や運動・健康維持等に関する質問を聞いてもらえるだけでなく、医療機関の紹介も行ってもらえるのです。

経営者は体が資本ですよね。
健康的な生活を送るための一助として、このようなサービスがあるのはありがたいです。

アメックスビジネスカードを発行する前に気をつけたいデメリット

ここまではアメックスビジネスカード、アメックスビジネス・ゴールドのメリットをお伝えしてきました。

ここで一度フェアな視点を持っていただくために、アメックスビジネスカードのデメリットについても触れていきましょう。

年会費は高め

まず、ネックとなるのは、高めに設定されている年会費でしょう。

法人用クレジットカードの年会費は経費処理できることに関しては先ほどお伝えしましたが、自社で支払わなければならない出費であることには違いありません。

付帯している特典やサービスにそこまで魅力を感じないのであれば、高い年会費はデメリットになり得ます。

通常のポイント還元率は高くない

また、クレジットカードの重要な機能の1つであるポイントプログラムに関しても、アメックスビジネスカードのそれは少し見劣りしてしまいます。

ポイントを貯めて色々な商品と交換することが法人用クレジットカードの本分ではないとは言え、どうせ利用するのであれば還元率の高いものを……と考えるのが当然ですよね。
その点を考えるのであれば、アメックスのポイント還元率はデメリットと言わざるを得ないでしょう。

しかし、救済策がないわけではありません。

先ほど少し触れましたが、アメックスビジネスカードのポイントプログラムである「メンバーシップ・リワード」には、上位プログラムである「メンバーシップ・リワードプラス」があり、そちらに加入することでポイント還元率は並のクレジットカード程度まで改善されます。

一例を挙げると、メンバーシップ・リワードではポイント→マイルの交換レートは
2,000ポイント→1,000マイル

ですが、メンバーシップ・リワードプラスでは
1,250ポイント→1,000マイル
に改善され、

特にANAマイレージクラブの場合は
1,000ポイント→1,000マイル

となります。

この他にも軒並み交換レートが上昇するため、アメックスビジネスカードでポイント交換を有効活用したいのであれば、メンバーシップ・リワードプラスへの加入はマストとなるでしょう。

メンバーシップ・リワードプラスの年会費は3,000円(税抜)ですが、年間50万円程度のカード決済があるのであれば、年会費を差し引いてもメンバーシップ・リワード・プラスに加入するほうがお得になる計算になります。

年間に必要な経費と相談しながら、メンバーシップ・リワードプラスに加入するかどうかを決定するといいでしょう。

限度額に注意

アメックスビジネスカードは法人用クレジットカードですが、アメックスカードの限度額は個人用・法人用を問わず申し込み者本人の属性によって決まります。

そのため、最初は低めの限度額設定となる可能性が高いと言えるでしょう。

個人の支出と法人としての支出ではゼロが1つも2つも違いますから、しばらくは限度額の低さに苦しむ可能性もあります。

しかし、限度額に関する問題も、一応の対応策が存在します。

それがデポジット(事前入金)と呼ばれる方法で、アメックスの指定した口座にデポジット金額を入金することで、その金額の範囲内であれば限度額を超えてもカード決済を行うことが可能になるのです。

そのため、限度額が100万円のカードであってもデポジットとして200万円を入金しておけば、100+200=300で限度額300万円のようなカードとして利用することが可能になります。

デポジットの制度をうまく利用できるかどうかで、使いやすさが大きく変わると言えますね。

 

個人/法人、グリーン/ゴールド…最適なアメックスを選ぶ3つのポイント

アメックスグリーン、アメックスゴールド、アメックスビジネスカード、アメックスビジネス・ゴールドとアメックスのプロパーカードにはいろいろな種類がありますが、この中からどのカードを選択すべきかということに関しては、何を基準に判断すればよいのでしょうか。

最適なアメックスカードを選択するための3つのポイントについて説明していきます。

法人向けサービスは魅力的か

法人用クレジットカードを選ぶべきかどうかの基準は、アメックスビジネスカード、アメックスビジネス・ゴールドに付帯しているさまざまなビジネス向け特典経理サポートサービス(ビジネス・コンサルティング・サービスやG-Search、四半期管理レポートなど)が魅力的と思えるかどうか、です。

これらのサービスにあまり魅力を感じないのであれば、アメックスの法人用クレジットカードを利用する必要性は低いでしょう。

ただし、繰り返しにはなりますが、個人用クレジットカードで事業経費を支払うことは原則としてNGであるということだけはしっかり念頭に置いておく必要があります。

海外出張は多いか

ゴールドカードを利用するかどうかの基準としては、海外出張が多いかどうかが挙げられます。

空港送迎サービス国内航空遅延費用の負担・キャンセルプロテクションなど、個人用にしろ法人用にしろゴールドカードにしか付帯していないサービスはトラベル関連のものが中心です。

海外出張に何度も行くような人であれば、その道中を快適に過ごすためにもゴールドカードを選ぶ方がいいでしょう。

ステータス性をどれほど重視するか

ゴールドを選ぶかどうかのもう1つの基準は、ステータス性をどれほど重視するかということ。

アメックス自体ステータスが高いカードではありますが、アメックスのゴールドカードともなれば誰もが一目置くようなステータスを有しています。

少々高めの年会費を支払ってでもそのステータス性を有することに意味がある、無駄な投資ではないと考える人であればゴールドカードを選ぶべきです。

差分の年会費を支払ってまでステータス性を追い求めるわけではないという人であれば、わざわざゴールドカードを選ぶ意味は少ないと言えます。

アメックスと他社ビジネスカードを比較!迷わず選ぶためのポイント

アメックスのプロパーカードを選ぶ際の基準は分かりましたが、ではアメックスと他社のビジネスカードで迷った際はどのような基準で判断すればよいでしょうか。

他社ビジネスカードとの簡単比較

今回は他社のビジネスカードとして、

  • ダイナースクラブビジネスカード
  • JCBビジネスカード
  • オリコ エグゼクティブゴールドフォービズ
  • ライフカードビジネス

を取り上げました。

年会費や国際ブランドなど、いくつかの項目で比較した一覧表を以下に示します。

アメックス
ビジネス
カード
ダイナース
クラブ
ビジネス
カード
JCB法人
カード
オリコ
エグゼ
クティブ
ゴールド
フォービズ
ライフカード
ビジネス
年会費
(本会員 税抜)
12,000円27,000円1,,250円2,000円永久無料
年会費
(追加 税抜)
6,000円無料1,250円無料無料
追加カード枚数制限なし制限なし制限なし3枚まで制限なし
国際ブランドアメックスDinersJCBVISA
Master Card
VISA
Master Card
JCB
ETCカード
発行手数料
無料無料無料無料無料
ETCカード
発行枚数
5枚まで5枚まで制限なし1枚までカード1枚につき
1枚発行可能
ポイント還元率0.5%0.4%0.5%0.5〜1.1%なし

 

アメックスのビジネスカードを選ぶべきなのは、こんな人!

先ほどの表で比較した他社ビジネスカードを念頭に置きつつ、アメックスのビジネスカードを選ぶべきなのはどのような人かということについて考えていきましょう。

会社を設立して間もない

ビジネスカードの審査においては、会社としての信用が重視される傾向にあります。

申し込み条件に「設立してから○年以上」というようなことが明文化されているわけではありませんが、一般的には設立してから3年ほど経たないと審査に通過することが難しいと言われています。

しかし、アメックスビジネスカードの場合は法人ではなく申し込み者個人の信用を重視した審査を行ってくれるため、創業したての企業や個人事業主の方でも審査に通過しやすいカードと言えるでしょう。

企業としての信用もほぼない状況ですから、アメックスビジネスカードを発行することで信用力を補強できるのはありがたいと言えますね。

出来るだけ限度額を高くしたい

アメックスビジネスカードではカードの利用限度額が一律に決まるわけではなく柔軟に設定されるため、会社の規模によっては他のビジネスカードを利用する場合よりも大きい限度額設定にしてもらえる場合があります。

仮に限度額が低めに設定されたとしても、アメックスビジネスカードにはデポジット制度があるため、入金するお金を用意さえできれば利用限度額は実質青天井だと言えます。

ですので、限度額をできる限り高くしたいという場合は、アメックスビジネスカードがオススメとなります。

年会費を払う余裕がある

アメックスビジネスカードのネックは、高い年会費だと言うことは先ほどから何度かお伝えさせていただいていますが、他のビジネスカードと比較してみてもそれは変わらないようです。

ダイナースクラブビジネスカードだけはアメックスビジネスカードよりも高い年会費設定となっていますが、高級志向が強くステータス性も高いダイナースであれば致し方なしといったところでしょう。

その他のカードだと年会費は数千円程度、ライフカードビジネスに至っては年会費無料で利用することが可能です。

ただ、ステータス性や付帯サービス等はアメックスビジネスカードの方が優れていますので、他と比較するとどうしても高く映ってしまうこの年会費を支払う余裕があるのであれば、アメックスビジネスカードを選択するといいでしょう。

ビジネスカードであれば、年会費を経費処理できるということもお忘れなく。

追加カード・ETCカードを大量に必要としない

ビジネスカードは、追加カードやETCカードを親カードに紐づける形で発行することが可能ですが、この領域ではアメックスビジネスカードは少々不利な戦いを強いられます。

追加カードの年会費は他のビジネスカードと比べても高く、ETCカードも5枚までという制限付き。

ETCカードの年会費が無料だというビジネスカードもある中で、アメックスの場合は1枚に付き500円の年会費がかかります。

追加カードやETCカードを大量に発行したいという企業の場合であれば、アメックスビジネスカードよりも他のビジネスカードのほうが向いていると言えるでしょう。

ポイントは出来れば貯まる方が嬉しい

ポイントプログラムに関してもアメックスは少々弱いと言えるでしょう。

通常のポイントプログラムであるメンバーシップ・リワードであれば0.5%前後の還元率での利用となります。

上位プログラムであるメンバーシップ・リワードプラスに加入することで1.0%前後の還元率を発揮することも可能になりますが、アメックスビジネスカードの本分はそこではありません。

もちろんポイントは貯まったほうが嬉しいに決まっていますが、そこまで重視しない人がアメックス向きと言えそうです。

経理や出張をしっかりサポートしてほしい

アメックスビジネスカードは、ビジネスやトラベル関連の付帯サービス・サポートが充実しているのも特徴です。

経理関連で言えば、例えばJCBビジネスカードでは会計ソフトの利用等ができますが、アメックスで利用できる四半期管理レポートほどの充実度ではありません。

トラベル関連で言えば、オリコエグゼクティブゴールドフォービズにはVISAビジネスオファーというサービスが付帯していますが、国内のみでしか利用できないものもあるなど、アメックスの付帯サービスの充実度にはおよばないと言えます。

ビジネス・トラベルサポートをどちらも高いレベルで兼ね備えているのがアメックスビジネスカードなのです。

なによりステータス性を重視

しかしアメックスビジネスカードを選ぶ何よりの理由は、やはりステータス性となるでしょう。

ダイナースクラブと双璧を成すその高いステータス性は、あらゆるビジネスシーンでプラスに働くこと間違いありません。

どんな言葉や肩書きよりも相手に伝わる信用、それがアメックスビジネスカードなのです。

アメックスビジネス(ゴールド)カードを手に入れるには?

では最後に、アメックスビジネスカードを実際に発行するための条件や審査基準について説明していきます。

グリーンとゴールドで条件は変わらない

アメックスビジネスカードでは、グリーンでもゴールドでも申し込み条件は変わりません。

そのため、条件を気にしてゴールドをやめてグリーンに申し込むというような必要がないのです。

純粋に年会費や付帯サービス等を比較して、グリーンとゴールドのどちらに申し込むかを決めるといいでしょう。

アメックスビジネス(ゴールド)カードの申し込み条件

アメックスビジネスカードの申し込み条件は、

「満20歳以上で定職があり、本人確認書類が提出できる方」

ただこれだけです。非常にシンプルですよね。

実際に審査に通過するかどうかは別として、非常に多くの方に門戸が開かれているビジネスカードだと言えます。

会社の属性も忘れずに!審査基準の目安

先ほどお伝えした通り、アメックスビジネスカードの審査は個人の信用情報を基にして行われます。

そのため、たとえ規模が大きく歴史も古い会社だとしても、代表者が個人として多額の借金を抱えていたりすると審査落ちになる可能性は十分あります。

逆に、設立したばかりでも、代表者の属性や信用情報に問題が無ければ審査に通ることは十分可能。

個人の信用情報や属性だけでは判断に困る場合は会社としての属性等も参照されるでしょうが、何よりも大事なのは申し込み者本人の信用情報だと思っておきましょう。

会社を設立してすぐでも申し込んでいいの?

会社を設立してすぐ申し込んでいいかどうかに関しては、ケースバイケースと言えます。

会社の設立時期等は審査に大きな影響を及ぼさないというのは先ほどお伝えした通りですが、会社を設立するにあたって開業資金として事業ローン等を利用している方もいますよね。

そのような方の場合は、その債務が審査の際に不利に働く可能性があるため、ローンの返済を終えるまでは申し込みを避けたほうがいいかもしれません。

自己資金のみで開業して借金等がないという人であれば、会社設立後すぐに申し込むことには何の問題もないでしょう。

もちろん自身の属性に自身がないという人であれば、開業してしばらくしてから申し込んだほうが審査に通りやすくなるのは言うまでもありません。

少しでも審査に通りやすくするには

少しでも審査に通りやすくなるためのコツは、

 

「債務を減らす」

「高収入を維持する」

 

といったこと。

すなわち、属性や信用情報に関することがほとんどですが、それらに関すること以外で1つポイントを挙げるとすれば、「固定電話を引いておく」ということでしょうか。

固定電話を引いているということは「電話加入権がある」ということなので、会社としての信用度を補強してくれる材料になります。

審査が不安な場合には、まず先に固定電話の回線を引いてから申し込みを行うと良いかもしれません。

まとめ

以上、アメックスのビジネスカードに関してさまざまな観点から説明を行ってきました。

便利な付帯サービスと種々のサポート、そして何よりも高いステータス性を有したビジネスカード、それがアメックスビジネスカードです。

信用を補強したいという個人事業主の方にはもちろん、大企業の経営者の方にもオススメの1枚となっています。

ぜひアメックスビジネスカードを所有して、アメックスユーザーだからこそ受けることのできる多数の恩恵を味わってみてくださいね。

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