2020年6月30日(火)で終了するキャッシュレス消費者還元事業に代わり、2020年9月1日(火)からは「マイナポイント事業」が開始されます。
この記事ではマイナポイントの概要と予約受付方法についてまとめました。
目次
マイナポイントとは
マイナポイントとは「マイナンバー(マイナンバーカード)を活用した消費活性化策」の1つで、キャッシュレス決済を通じて獲得できるポイントのことを指します。
運営主体 | 総務省 |
---|---|
実施期間 | 2020年9月1日(火)〜2021年3月31日(水) |
マイナポイント還元率 | チャージ金額/買い物金額の25% |
マイナポイント還元上限 | 5,000円分(20,000円チャージ/利用まで) |
還元率は25%
マイナポイントはキャッシュレス決済のチャージもしくは支払いによって利用金額の25%が還元されます。
ただし還元上限が定められており、最大5,000円分(20,000円チャージ/利用まで)となります。
実施期間は2021年3月31日(水)まで
マイナポイント事業は2020年9月1日(火)から2021年3月31日(水)までの実施期間となります。
マイナポイントの予約受付中
2020年4月現在はマイナポイントの参加予約を受付している状況です。
マイナンバーカードがある方は手続きをしておくと良いでしょう。
マイキーIDの設定
マイナポイントの予約はスマホもしくはパソコンでマイナンバーカードを読み取る必要があります。
- スマホアプリをインストール
- マイナンバーカードの読み取り
- 4桁の暗証番号入力
- マイナポイントの予約完了(マイキーIDが自動設定)
2020年7月より決済サービスの選択開始
マイナポイントの予約(マイキーID)を終えたら対象の決済サービスを選択するのですが、実際に受付を開始するのは2020年7月からとなります。
対象のキャッシュレス決済サービス
2020年4月28日(火)時点におけるキャッシュレス決済サービスの登録状況を一覧にまとめました。
QRコード決済 | PayPay/LINE Pay/メルペイ/楽天ペイ/au PAY/d払い/FamiPay/J-Coin Pay |
---|---|
電子マネー | Suica/nanaco/WAON/楽天Edy |
クレジットカード | 楽天カード/イオンカード/エポスカード/三井住友カード |
クレジットカードチャージで三重還元
クレジットカードの電子マネーチャージやプリペイドカードチャージを行ってから支払いすると、「チャージ+決済+マイナポイント還元」の三重還元が実現します。
お得なキャンペーンが開催していればQRコード決済にクレジットカードを紐付けるのもおすすめです。
QRコード決済は利用金額が対象
QRコード決済は決済金額に対してマイナポイントの還元が受けられます。
電子マネーはチャージ金額が対象
電子マネーはチャージ金額に対してマイナポイントの還元を受けられますので、電子マネーチャージにおすすめのクレジットカードも用意しておくとお得になります。
マイナポイントの使い方
マイナポイントは対象のキャッシュレス決済サービスごとに付与されたポイントを利用することになります。
以下表は対象決済サービスと付与ポイントの例になります。
決済サービス名 | 付与ポイント名 |
---|---|
Suica | JRE POINT |
au PAY | au PAY残高 |
d払い | dポイント |
PayPay | PayPayボーナス |
LINE Pay | LINEポイント |
楽天ペイ | 楽天ポイント |
FamiPay | FamiPay |
nanaco | nanacoポイント |
WAON | WAON |
楽天Edy | Edy |
メルペイ | ポイント |
ほろかマネーサービス | ほろかポイント |
電子マネーゆめか | ゆめかチャージ |
J-Coin Pay | J-Coin Pay |
CoGCa(コジカ) | CoGCa残高 |
りそなウォレットサービス | りそなマイナポイント(仮称) |
りそなウォレットサービス | |
りそなウォレットサービス |
マイナポイントの継続にも期待
マイナポイント施策の予算は2,500億円ですが効果次第では継続していく可能性も十分にあるでしょう。
消費者としてはお得なものを使い分けていくキャッシュレスリテラシーを身につけて活用していきたいものです。
NO CASHLESS NO LIFE
コメントを残す