「100億円あげちゃうキャンペーン」で大々的にテレビコマーシャルが流れ、また店頭キャンペーン広告によってPayPayの知名度が格段に上がりました。(このキャンペーンは、2018年12月13日で目標の100億円相当に達したため終了になっています。)
このキャンペーンの時にPayPayを使い始めた方も多いと思います。
一方で、PayPayを使い始めたものの、この「100億円あげちゃうキャンペーン」が終わった、PayPayの使えるお店が少ない、クレジットカードの不正使用が発生したなどの理由で、「PayPayはもう使うつもりはない」と考えている方もいると思います。
また、「PayPayは使い続けるが、今後トラブルが起こったときのために、PayPayの解約方法を知っておきたい」という方も多いと思います。PayPay解約方法を知っていれば、PayPayを使い続けるにしてももっと安心して使うことができます。
今回はこのような方のために、改めてPayPayとはどんなサービスか?を説明するとともに、PayPay解約の方法について解説します。
目次
PayPay(ペイペイ)解約についての前にまずPayPayとは?
PayPayとは、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社が出資して設立したPayPay株式会社が提供している「モバイル電子決済サービス」です。2018年10月からサービスを開始しています。
スマートフォンにアプリをダウンロードすることにより、そのスマートフォンひとつで簡単にキャッシュレスで支払いができるサービスです。サービス利用料は無料です。
スマートフォンひとつあれば、加盟店のお店で商品購入の代金支払いができます。
加盟店ならば、スマートフォンで瞬時に決済ができて、支払額に応じてポイント還元が受けられます。
PayPay(ペイペイ)解約についての前にPayPayはどこで使えるの?
2018年10月からサービスが開始されてまだ間がありませんので、PayPayが使用できるお店は限定されています。
- 家電量販店(ビックカメラ、ヤマダ電機、ベスト電器、エディオン、コジマ等)
- コンビニ(ファミリーマート等)
- 飲食店・居酒屋(白木屋、和民、笑笑等)
- 交通(第一交通産業株式会社、江ノ島タクシー、三和交通株式会社、Kotsuyomo)U
- ホテル(H.I.S.等)
- ファッション・アパレル(earth music & ecology等)等々
使用できるお店の最新情報は、PayPay公式ページやスマートフォンのPayPayアプリからでも確認できます。
PayPay解約の理由として使用できるお店が少ないということがありますが、使用できるお店は今後どんどんと増えていくものと思います。このように感じている方はもう少し様子をみるのも手だと思います。
PayPay(ペイペイ)解約の手順は?
PayPayは、携帯電話番号ごとの登録になっています。
結論から言うと、現在は、携帯電話番号の変更や、PayPayに登録したアカウントを削除(完全解約)することができません。つまり、携帯電話番号とPayPayアカウントの紐付けは削除できません。
登録した携帯電話番号でPayPayを利用できなくしたい場合は、以下の手続きを行うことにより、PayPayが利用できなくなります。また、その後も料金は発生しませんので、実質的には解約したのと同じ状態になります。
- Yahoo! JAPAN IDとの連携解除
- クレジットカードの削除
- ログアウト・PayPayアプリ削除
次から、各手順について解説します。
PayPay(ペイペイ)解約の手順1:Yahoo! JAPAN IDとの連携解除
PayPayとYahoo! JAPAN IDを連携させることにより、
- 支払い方法としてYahoo!マネーを利用
- Yahoo!ウォレットの預金払い用銀行口座からPayPay残高にチャージ
ができます。
まず最初に、このYahoo! JAPAN IDとの連携を解除します。
- PayPayアプリのホーム画面左上にある[≡]をタップしアカウント画面を表示
- 画面右上にある[詳細を見る]をタップ
- プロフィール画面が表示されますので画面を一番下までスクロール
- [Yahoo! JAPAN IDの連携を解除する]をタップして、画面の指示にしたがいYahoo! JAPAN IDの連携を解除
PayPay(ペイペイ)解約の手順2:クレジットカードの削除
次に、PayPayに登録したクレジットカードを削除します。
- アプリ左上のメニューアイコン[≡]をタップし、アカウント画面を開く
- [支払い方法の設定]をタップ
- 画面上部に登録しているお支払い方法が表示されるので、画像をスライドさせ、削除したいクレジットカード画像を探す
- 削除したいクレジットカード画像の右上に表示している「ゴミ箱」マークをタップ
- 確認画面が表示されるので、問題なければ[削除する]をタップすると完了
PayPay(ペイペイ)解約の手順3:ログアウトおよびPayPayアプリ削除
最後に、PayPayをログアウトしてPayPayアプリ削除します。
- トップページのメニューボタン[≡]をタップした後の「アカウント画面」に[ログアウト]が表示
- こちらからログアウト
- 最後に、携帯電話からPayPayアプリを削除
PayPay(ペイペイ)解約の際の注意事項
PayPayは、携帯電話番号ごとに登録されています。
そのため、携帯番号を変更する場合は、
変更前の携帯電話番号の利用情報等を変更後の携帯電話番号に紐づけたり、PayPay残高を移行させることはできません。
携帯番号を変更する場合はPayPay残高を使い切らないと無駄になってしまいます。
PayPayを解約する場合も同様に、PayPay残高を使い切らないと無駄になってしまいますので注意が必要です。
しかし、PayPayをログオフしてPayPayアプリを削除しても、
再度アプリをダウンロードして同じ携帯電話番号またはYahoo! JAPAN IDでログインすればPayPayアカウントは復活します。
PayPay残高が残っていればPayPayを復活すれば再度使えるようになりますので、ご安心ください。
PayPay(ペイペイ)解約 最後に
日本では、クレジットカードや交通系電子マネーに比べて、
PayPayのようなスマートフォン決済サービスについては知名度が低く加盟店が少ないため、利用者も少ないのが現状です。
中国やインドなどでは急速に関連サービスが普及しているのに比べて、日本は出遅れているようです。
日本政府も2019年10月の消費税増税時に、キャッシュレス決済に最大5%分を還元する優遇策を検討しており、PayPayのようなスマートフォン決済サービスがその主役になることが期待されています。
PayPayを当面使わない場合は、解約は不正使用防止の観点では好ましい対応だと思います。
ただ、何か理由があってPayPayを解約する場合でも、幸いにしてPayPayを復活させることができます。
PayPayでは安全に利用できるようにセキュリティ強化を図っているようですし、使用できる店舗も増えてきています。
PayPayを解約された方も、今後PayPayが皆さんの期待するレベルになったら再利用を考えてみてはいかがでしょうか?
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