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ETC2.0とは?既存ETCとの違いとメリットやキャンペーン情報も!

ETC2.0とは
高速道路や有料道の料金所をスムーズに通過できるためおすすめのETCカードを使っている方も少なくありません。そのETCがより便利に使えるのがTC2.0。

そこで、この記事ではETC2/0の概要と導入メリットについてまとめました。

ETC2.0セットアップ普及促進キャンペーン

ETC2.0普及促進キャンペーン
一般財団法人ITSサービス高度化機構が開催する「ETC/ETC2.0普及促進キャンペーン」では、対象店舗のセットアップ料金に含まれるセットアップ情報発行料(ETC車載器は550円(税込)/件、ETC2.0車載器は715円(税込)/件)に相当する額が割り引かれます

ETC車載器の販売・セットアップ店(ディーラーやカー用品店)を選ぶにしても、上記写真のマークの提示があるキャンペーン対象店を選ぶようにしましょう。

ETC2.0とは

ETC2.0とは従来のETCの担っていた「自動料金収受のサービス」に加え、渋滞回避支援・安全運転支援・一時退出や再進入などドライブ体験などが加わったサービスです。

ETC2.0では高速道路上に設置されているITSスポットと車載器が双方向通信することで、質の高い情報提供サービスを実現し、より高度で多彩な運転サポートが行われます。

ITSスポットとは

ITSスポットは全国の高速道路約1,700ヵ所に設置された通信アンテナで、ETC2.0ではITSスポットが車両の走行履歴情報・車載器が情報を蓄積します。

蓄積した情報・データを基にすることで、高速道路上の全ての道路を対象に渋滞回避や緊急時の避難ルートの情報提供が瞬時に行うなど、ドライバーが今すぐ知りたい情報をリアルタイムで通知することができます。

従来のETCとの違い

従来のETC1.0は料金所をノンストップで通過できる「自動料金収受のサービス」と「道路料金の割引制度」が主な役割として認知されておりましたが、ETC2.0ではそれらに加えて走行車両の情報解析から渋滞回避・緊急時の迂回ルートの提供が行えるようになったのが大きな違いとなります。

ETCとETC2.0の違い
ETCバージョン主な特徴割引制度
平日朝夕割引休日割引深夜割アクアライン割引障害者割引圏央道割引
ETC1.0自動料金収受のサービス×
ETC2.0・自動料金収受のサービス
・渋滞回避支援
・安全運転支援
・一時退出や再進入

ETC2.0の普及率

国土交通省のデータによるとETCの普及率は2017年9月以降90%以上となっており、毎年増加しています。

一方でETC2.0の普及率は年々増加していってはいるものの、2020年3月現在で22.9%になっています。

ETC2.0の導入メリット

ETC2.0を利用するには対応の車載器やカーナビを用意しなければなりません。

車載器を買い替えてまでETC2.0を利用するべきなのか考えるためにも、ETC2.0のメリットを紹介したいと思います。

  • ETC2.0割引(圏央道割引)
  • 賢い料金(道の駅利用時の一時退出&再進入が可能)
  • ダイナミックルートガイダンス(渋滞回避支援)

ETC2.0割引(圏央道割引)

ETC2.0車を対象として圏央道(新湘南バイパスを含む)の通行料金が2割引になります。

首都圏の高速道路を頻繁に活用する「貨物運送会社」や「営業交通機関」、通勤などで有料道路を使用する一般ドライバーもとって大きなメリットと言えるでしょう。

なお、通行時は割引前の金額が表示されますが、ETCカードの請求時には割引適用後の金額が反映されます。

割引制度名ETC2.0割引
適用時間全日
割引率高速自動車国道の普通区間の料金水準の料金に割引
※例えば普通車の場合は24.6円/km
割引対象道路圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT)
新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT)
対象車種ETC2.0をセットアップした車載器を搭載した車両で、ETCが整備されている入口インターチェンジおよび出口インターチェンジをETC無線通信により走行
①大井松田 ⇔ 相模原(44.9km)
車種ETC2.0以外ETC2.0
軽自動車1,230円1,150円
普通車1,500円1,390円
中型車1,770円1,650円
大型車2,370円2,200円
特大車3,840円3,550円
②入間 ⇔ 境古河(62.1km)
車種ETC2.0以外ETC2.0
軽自動車1,780円1,510円
普通車2,180円1,850円
中型車2,580円2,180円
大型車3,490円2,940円
特大車5,710円4,790円
③つくば中央 ⇔ 神崎(34.4km)
車種ETC2.0以外ETC2.0
軽自動車1,040円910円
普通車1,280円1,100円
中型車1,510円1,280円
大型車2,010円1,700円
特大車3,280円2,720円
④松尾横芝 ⇔ 木更津東(59.0km)
車種ETC2.0以外ETC2.0
軽自動車1,690円1,430円
普通車2,070円1,750円
中型車2,450円2,070円
大型車3,300円2,780円
特大車5,400円4,530円

賢い料金(道の駅利用時の一時退出&再進入が可能)

従来は高速道路をいったん降りると改めて初乗り料金が請求されましたが、ETC2.0では対象の道の駅の立ち寄りのために一時退出をしても、目的地まで高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金で高速道路を継続利用できます。

対象の道の駅も年々増加しています。

道の駅住所営業時間
おりつめ〒028-6506
岩手県九戸郡九戸村大字山屋2-28-1
産直施設オドデ館:8:00~19:00
レストラン:11:00~17:00
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
村田〒989-1305
宮城県柴田郡村田町大字村田字北塩内41
物産交流センター:9:00~17:00
蔵の町レストラン城山:11:00~17:00
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
猪苗代〒969-3132
福島県耶麻郡猪苗代町大字堅田字五百苅1番地
9:00-18:00
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
親不知ピアパーク〒949-0308
新潟県糸魚川市大字外波903-1
9:00~17:00
(テナントによって異なります)
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
若狭おばま〒917-0024
福井県小浜市和久里24-45-2
9:00~18:00
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
※季節により異なります
ごか〒306-0304
茨城県猿島郡五霞町幸主18-1
9:00~19:00
(テナントによって異なります)
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
玉村宿〒370-0025
群馬県佐波郡玉村町大字上新田604-1
営業時間:9:30~19:00
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
保田小学校〒299-1902
千葉県安房郡鋸南町保田724
9:00~18:00
(テナントによって異なります)
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
木更津うまくたの里〒292-0205
千葉県木更津市下郡1369-1
9:00~17:00(年中無休)
レストラン:
ランチタイムメニュー 11:00~14:00
カフェタイムメニュー 14:00~17:00(ラストオーダー 16:00)
しらね〒400-0221
山梨県南アルプス市在家塚595-1
情報館:8:30~17:15
(農産物直売所)
4月~9月:8:30~17:00
10月~3月:9:00~17:00
もっくる新城〒441-1318
愛知県新城市八束穂五反田329-7
営業時間:9:00~18:00
(トイレと駐車場は24時間利用可能)
アグリの郷栗東〒520-3041
滋賀県栗東市出庭961-1
9:00~18:00
(11/1~2/末までの閉店時間17:00)
丹波おばあちゃんの里〒669-4131
兵庫県丹波市春日町七日市710
8:30~18:30
※1/1のみ10:00~18:00に変更になります。
舞ロードIC千代田〒731-1533
広島県山県郡北広島町有田1122
産直コーナー:9:00~18:00
レストラン「響」:11:00~15:00
きたひろ食堂:
9:00~18:00(4月~11月)
10:00~17:00(12月~3月)
来夢とごうち〒731-3664
広島県山県郡安芸太田町上殿632-2
売店:9:00~19:00
2Fレストラン:
10:00~20:00(月・水~日)
10:00~16:00(火)
むいかいち温泉〒699-5506
島根県鹿足郡吉賀町有飯225-2
産直物産館やくろ:8:30~17:30
ゆらら:6:30~22:00
奥大山〒689-4431
鳥取県日野郡江府町佐川908-3
物産館ぶなの森マルシェ:8:30~17:30
直売所みちくさ館:9:00~17:00
ソレーネ周南〒745-1131
山口県周南市大字戸田2713番地
営業時間:24時間 (一部テナントを除く)
霧の森〒799-0301
愛媛県四国中央市新宮町馬立4491-1
10:00~17:00
みまの里/th>

〒771-2105
徳島県美馬市美馬町字願勝寺72番地
8:30~18:00(トイレは24時間利用可能)
えびの〒889-4234
宮崎県えびの市永山1006−1
市場結いの市・Chaippe:9:00~18:00
食堂えびのっ娘:11:00~15:00
人吉〒868-0825
熊本県人吉市赤池原町1425-1
営業時間 9:00〜17:00
彼杵の荘〒859-3807
長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷747-2
物産館 7:00~18:00
食堂棟 9:00~17:00(食事11:00~15:00)
※隣接する資料館・体験施設 9:00~17:00

ダイナミックルートガイダンス(渋滞回避支援)

従来の渋滞情報システムでは約200km先までが限度だったところを、ETC2.0は1,000km先の道路交通情報も提供できるため、渋滞や事故などの情報をいち早くキャッチし、最適なルートを選択してくれます。

ETC2.0にかかる費用

ETC2.0を導入するためには、ETC車載器購入費用・セットアップ費用・取り付け費用がかかります。

ETC2.0車載器の価格

ETC2.0車載器の価格は、15,000〜30,000円程度となっており、5,000〜10,000程度の従来のETC車載器の2倍程度の価格になります。

セットアップ料金

ETC2.0車載器を使用するためには登録店によるセットアップが必要で、その相場が2,500〜3,000円程度となっています。

取り付け工賃

セットアップと車への取り付け工賃は別になり、取り付けに5,000円〜8,000円程度かかります。

ETC2.0車載器+セットアップ+取り付けのセット販売もあり、20,000〜40,000円程度です。

ETC2.0に関するよくある質問Q&A

ETC2.0に関するよくある質問をまとめました。

この記事で解決できなかった疑問や質問のある方は、記事下のコメント欄に投稿していただければ順に回答させていただきます。

バイクもETC2.0を利用できますか?

2016年7月1日(金)よりバイク専用のETC2.0車載器が市販されておりますので、バイクでもETC2.0の利用は可能です。

バイクに車載器を登録する場合は、四輪車と異なり利用者本人の個人情報登録が必須となります。

現在利用しているETC車載器はETC2.0に対応している?

ETC2.0の対応機種であるかどうかは、ETC車載器の販売・セットアップ店(ディーラーやカー用品店)で確認してもらうことをおすすめします。

ETC2.0サービスを利用する場合は専用のETCカードが必要ですか?

現在利用しているETCカードはそのままETC2.0対応の車載器でも利用できますので作り直す必要はありません。

プライバシー上、ETC2.0への情報提供を拒否できますか?

ETC2.0対応の車載器を利用していれば、車載器の走行経路情報(車載器ID付プローブ情報)がITSスポットを通じて収集されます。

収集される情報は「車載器」「車両情報(車両ナンバー、型式等)」「走行経路」となりますので、プライバシー的に嫌悪感がある方はETC2.0対応の車載器を利用しないことをおすすめします。

ETCカードの割引サービス

ETCカード
ETCの割引は、日本全国で様々なサービスがあります。

そこで、主要なETCの割引サービスを纏めました。

ETC割引割引内容
平日朝夕割引平日の6時~9時・17時~20時の間が最大50%割引
ETCマイレージサービスの登録必須
休日割引日曜日や休日に地方の高速道路が30%割引
深夜割引0時~4時の間は50%割引
アクアライン割引普通車が2,340円分お得
ETC2.0割引圏央道(新湘南バイパスを含む)の環状道路利用で割引
障害者割引障害を持っている方が同乗すると50%割引
大口・多頻度割引走行距離に比例して割引率が高くなる
ETC乗り放題ドラ割みち旅などお得なフリーパス、ドライブパス

ETC2.0は必要か?

ETC2.0の導入状況は2019年9月現在で全体の20%弱という状況で、一時退出&再進入が可能な道の駅も少ないことから現状は様子見でも問題ないかもしれません。

それよりもプライバシー上の指摘に対して適切な説明があること、必要に応じて情報提供を拒否できる選択肢の有無、ETC2.0を導入することによって実現される社会が明確に描かれていること、そしてそれらが私達利用者にとって浸透していることが重要だと考えます。

ETC2.0の導入するしないに関わらず、皆さんもぜひ日本の交通環境が直面する課題を解決するためにETCがどのようなシステムであるべきか考えるきっかけにしていただけれと思います。

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