ETCカードの使い方！初めての方でも分かる手順とよくある質問まとめ

「ETCカードを作ったけど初めて使うから少し不安……。」
ETC2.0の導入やドラ割などの割引特典を見て、おすすめされたETCカードや無料のETCカードを手に入れたはいいけれど、

・初めてETCを利用するから使い方が不安
・違う車やレンタカーでも使えるの？
・車載器ないんだけど使える？
など事前に確認したいことがたくさんあると思います。

この記事では初めての方でも分かるETCカードの使い方とよくある質問をまとめました。

• 即日発行ETCカード
• おすすめETCカード
• 完全無料のETCカード
• ETCパーソナルカード
• ETCマイレージ
• ETC利用照会サービス

ETCカードの使い方が分かる手順まとめ

これから初めてETCカードを利用する方のために、ETCカードの申し込みから車載器のセットアップ、実際にETC専用レーンを通過するまでの流れをまとめました。

• 手順1
  ETCカードの申し込み
  ETCカード専用に年会費も発行手数料もかからない完全無料のETCカードから選ぶか、普段のクレジットカード利用も考えてポイント還元率が高いおすすめのETCカードから選ぶか、審査のないETCパーソナルカードにするかを決めて、申し込み手続きを行ってください。
  ETCカードの作り方を解説！申し込みの流れと受け取りまでにかかる時間
• 手順2
  車載器のセットアップ
  自家用車の場合はETC車載器の購入と取り付け、それからセットアップを最寄りのカーディーラーやカー用品店で行ってもらいます。

  ETC2.0の場合は対応の車載器を選ばなければいけませんので気をつけてください。
  
• 手順3
  ETCマイレージサービスの登録
  任意となりますが、通行料金ごとにクレジットカードとは別途にポイントが貯まるETCマイレージサービスの無料登録をおすすめします。

  ETCマイレージサービスは登録手続きからおよそ1週間程度で完了します。
  
• 手順4
  車載器にETCカードを挿入する
  セットアップが完了した車載器にETCカードを正しい向きで挿入します。
  エラー音やエラーの表示がなければ正常に作動しています。
  
• 手順5
  ETC専用レーンを走行しよう
  ETCカードが車載器に挿入された状態で高速道路の料金所にあるETC専用レーンを走行しましょう。

  前の車とは十分な車間距離をとって、時速20km以下で通過してください。
  

ETC走行レーンの種類

高速道路の料金所は「一般」「ETC」「ETC/一般」の3種類の走行レーン標識があります。

ETCの自動精算で走行できるのは「ETC」「ETC/一般」となり、「一般」は料金所での精算となりますので気をつけましょう。

車載器はオートバックスやイエローハットに頼もう

車載器のセットアップは技術や信頼性についての厳しい審査をパスした登録店に限られますので、対象のカーディーラーやカー用品店に依頼してください。

登録されていない店や個人では実施できませんので注意しましょう。

なおセットアップ料金は別途かかりますが、オートバックスとイエローハットの取り付け工賃を比較してみました。

ETC車載器が一体型かセパレート型かでも工賃が異なりますので、あくまでも参考程度に確認していただければと思います。

エラーコード一覧表

ETCカードの挿入方向が間違っていたり、車載器に不備があるとエラーコードが表示されます。

エラーコードの番号によって原因が分かりますので、下記エラーコード一覧を覚えておくと安心です。

ETCカードを手渡し精算する使い方

ETC車載器が作動しなかったり、間違って「一般」レーンに入ってしまったとしても慌てないで大丈夫です。

ETCカードは料金所で手渡しをして精算することもできますので安心してください。

手渡し精算の注意点

ETCカードの手渡し精算は、ETCゲート通過（無線通過）時に適用される通行料金の割引（深夜割引や早朝割引）が対象外になります。

ただし割引対象時間にETCレーンから進入できていれば割引は適用されますので、出口料金所の係員に状況を説明してETCカードを手渡してください。

ETCカードのお得な使い方

ETCカードがあればETC割引や定額料金の乗り放題プランなど様々な特典が活用できます。

現金精算よりもお得な使い方ができますので、ドライバーはETCカードを必ず作っておきましょう。

ETCマイレージサービスのポイント還元

ETCマイレージサービスとは通行料金によってポイントが貯まるサービスです。

利用する高速道路によっては通行料金10円につき1ポイントが貯まり、貯まったポイントはそのまま無料走行分に交換・利用することができます。

他にもETC割引の平日朝夕割引を活用したい方は登録必須となりますので、ETCカードが届いたら早めに登録手続きを済ませておきましょう。

クレジットカードのポイントも貯まる

ETCマイレージで貯まるポイントの他に、利用料金に対してクレジットカードのポイントやキャッシュバックも適用されますので二重でお得になります。

例えば還元率の高いおすすめのETCカードとして度々取り上げられる楽天ETCカードは100円につき1ポイント（1円相当）貯まりますので、ETCマイレージで貯まったポイントと合算すれば最大11％還元（11％割引相当）になるのです。

ドラ割などのお得な定額乗り放題プランを用意

ETCカードがあれば交通事業者によって用意されている各高速道路や有料道路で適用される定額で乗り放題になる割引になるサービスを利用することが出来ます。

自家用車、レンタカー関わらず、特定地域/エリアの周遊旅行にお得なプランが用意されており、当日申し込みも可能ですので受付しているドライブパスやフリーパスを確認してみましょう。

アクアラインなら最大74％オフで利用可能

様々なETC割引が用意されておりますが、アクアライン割引は最大74％オフ相当（普通車の通常料金3,140円→800円に）とお得です。

アクアラインを通る予定ならETCカードは必須です。

平日朝夕割引などお得なETC割引が多数用意

ドラ割のような定額サービスやアクアライン割引の他にも、利用する時間帯や利用者によってお得になるETC割引も用意されております。

ETCカードを無料で使うだけでなく、様々な割引サービスを活用して高速道路をお得に利用したいところです。

左ハンドルの車も支払いが楽ちん

日本の場合、一般レーンの料金所は右側にあるため左ハンドル車だと通行券の受け取りや料金の支払いが非常に不便なものでした。

しかし、ETCカードの無線通行であれば運転席がどちらであろうと不便なく通行できますので非常に便利です。

ETCカードの利用明細を確認する方法

利用したETCカードの明細は、クレジットカードの明細もしくはETC利用照会サービスで確認することができます。

クレジットカード明細を確認する

クレジットカードに付帯するETCカードを利用している方は、オートバックスのクレジット利用明細で料金を確認することができます。

ですが、確認できるのは日付と金額のみになりますので、通行情報の詳細やETC割引の詳細を確認したい場合はETC利用照会サービスも合わせて利用することをおすすめします。

ETC利用照会サービスで確認

ETC利用照会サービスとは過去の利用証明書や利用明細、走行履歴をインターネット上で確認することができる無料のサービスです。

ETC利用照会サービスに登録すれば最大15ヶ月前までの明細を確認することができ、また利用証明書や利用明細書として、PDFファイルまたはCSVファイルとして出力し、印刷、保存することが可能になります。

特に法人利用の方や家計簿管理を徹底されている方は活用してください。

ETCカードの使い方に関するよくある質問

最後にETCカードの使い方に関するよくある質問をまとめました。

この記事で解決できなかった疑問や質問のある方は、記事下のコメント欄に投稿していただければ順に回答させていただきます。

ETCカードは年会費とお得さを重視しよう

ETCカードは年会費の有無に関わらず提供するサービスや機能は全く同じです。

ETCカードの良し悪しはクレジットカードのスペック次第で決まりますので、お持ちのクレジットカード次第ではETCカード用に別途もう1枚のクレジットカードを作るのも良いでしょう。

ETCカードは申し込みからお届けまで時間を要しますので、早めに候補をピックアップして比較検討することをおすすめします。

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