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印字とは?印字の意味と使い方を解説

印字
「印字」という言葉をご存知でしょうか。この言葉は社会人の方ですと、主に口頭で使う機会も多いかと思います。書類の作成方法などを指示する際、使い勝手がいい言葉です。
ここでは「印字」という言葉について、意味や正しい使い方、間違った使い方、用例、熟語、英語や中国語での表現を、順番に紹介し、解説していきます。

印字の読み方

まず初めは、「印字」の読み方です。「印字」は「いんじ」と読み、「印」は訓読みで「しるし」、「しる(す)」と読みます。
「字」は「し」とも音読みし、「あざ」や「あざな」と訓読みします。成り立ちについて、「印」は「膝を突く人」と「手」の象形であり、これは「膝を突いて、手でしるしをつける」という意味を持っています。「字」は「屋根」と「しなやかな四肢の赤ん坊」の象形になり、「屋内での子育て」の意味を持っています。

印字の意味について

次は「印字」の意味を解説します。「印字」とは紙などの何らかの媒体に、プリンターやタイプライターなどで、文字や符号を打ち出すことです。もしくはその文字や符号のこと、印章の文字を指します。「字を印す」や「印した字」と解釈すれば、分かりやすいかと思います。
注意点は「打ち出す」の部分で、「書く」とは明確に違います。ちなみに「印章」とは、何かに象徴や文字、証を彫刻したもので、ハンコなどが「印章」に当たります。

印字の正しい使い方

次は「印字」の正しい使い方を解説します。「印字」は紙などの媒体に文字や符号を打ち出すことなので、字を打ち出すための物と、打ち出す字を印すための、媒体が必要になります。そして「印字」は動詞性名詞なので、主に「印字した」や「印字する」と使います。たとえば「プリンターで用紙に名前を印字した」という風に使うと、「プリンターという打ち出すための物で、用紙という媒体に、名前という字を印した」となるので、正しいです。

印字の間違った使い方

次は「印字」の間違った使い方を解説します。上述を踏まえ、字を打ち出すための物がなかったり、印すための媒体がない場合、使うのは間違いです。
たとえば「鉛筆で紙に意見を印字する」は間違いになります。紙という媒体はありますが、鉛筆は書くための物なので、打っていません。他には「紙をセットせずに印字して、プリンターの設定をたしかめる」も間違いになります。こちらは打ち出すための物は動かしても、紙をセットしていないのなら、印す媒体がないからです。

印字を使った例文

次は「印字」という言葉を使い、会話形式の例文を紹介します。
「印字」には「印刷」という混同しがちな言葉がありますが、相違点は「字を打つ」かどうかです。たとえばハンコを押すとき、「ハンコによる印字」とは使いますが、「ハンコによる印刷」とは使いません。対象が字かどうか、打っているかを考慮すれば、適切に使い分けられるでしょう。

印字の使い方【例文その①】

一つ目の例文は、会社員同士のやり取りです。

「報告です。頼まれていた企画書を、書き終えました」
「分かりました。何を使って書きましたか?」
「パソコンのワードです」
「ではパソコンと繋がれているプリンターを使い、セットされているA4用紙に、企画書を印字してください。部数は二十です」

この場合、「書き上がった企画書を二十部、プリンターを使い、A4用紙に打ち出してください」という指示になります。ここでの「印字」は「印刷」とも言い換えられます。

印字の使い方【例文その②】

二つ目の例文は、銀行員と客のやり取りです。

「ローンについては、このような契約の内容になります」
「分かりました。契約します」
「合意いただけるのでしたら、この書類にハンコを押し、本人の証明を印字してください」

こちらの場合は「本人の証明の字を、ハンコで印してください」という意味になるので、「印刷」とは明確に異なります。
大抵は「ハンコを押してください」でも通じるかと思いますが、「ハンコを押して何を印し、証明するのか」を厳密に伝えるのなら、「印字」を使うのが便利です。

印字は英語でなんて言うの?

「印字」を表す英語には、「Typing」や「Print」などがあります。どちらも「タイピング」や「プリント」と片仮名でよく使われるので、日本では馴染み深い言葉です。
「Typing」は「文字を打つこと」という意味になり、「タイプライター」は「タイピングで文字を印す機械」を指します。「Print」は「印刷する」という意味を持ちますが、英語で「印字」と「印刷」の概念はハッキリと分かれておらず、たとえば「Print body」では、「印字体」になります。

印字は中国語でなんて言うの?

「印字」を表す中国語は、「打印」や「印花」などがあります。「印字」の意味を踏まえると、「打印」の方は「打」の字が使われているので、分かりやすいです。
これはそのまま「印しを打つ」の意味を持ち、「打印机」と使えば、主に「プリンター」を表します。他には「打印出来」と使えば、「プリントアウト」になります。
一方で「印花」も似たような意味を持っていますが、こちらは「布を染める、〇〇模様に染める」ときなどに用いられます。

印字の類義語や関連語は?

「印字」の類義語や関連語には、「スタンプを押す」、「ハンコをつく」、「捺印する」、「活版を作る」などがあります。
「印字」は「字」が含まれる場合に限りますが、「スタンプを押す」や「捺印する」であれば、同じ「打つ」の動作でも、「字」が含まれていない場合に使えます。繰り返しますが、これらにしても「印刷」との違いは明白です。
一方で「活板を作る」は印刷の意味合いを持ち、これは板を使った印刷の一種になります。板に塗料を塗り、印刷することです。

印字の対義語は?

「印字」の明確な対義語はありませんが、概念としては「手書」が近いでしょうか。
「手書」は「しゅしょ」と読み、訓読みをするときは「き」を加え、「手書き」になります。「手書き」の方が一般的です。「印字」がタイプライターやハンコを使い、何らかの媒体に字を印すのに対して、「手書き」はそういった物を使わず、手で字などを書くことを言います。これは「打つ」と「書く」、引いては「印す」と「記す」の違いにも繋がります。

印字を使った熟語や慣用句、ことわざはある?

「印字」を含む熟語には、「印字機」や「印字体」などがあります。「印字機」は「字を印すための機械」であり、タイプライターやプリンターのことです。たとえば「印刷機」は字を打てない機械も当て嵌まりますが、「印字機」になると、字を打てる機械に限ります。
「印字体」は「字を印す際の書体」であり、ハンコなどに用いる文字の書体、「字の形」のことです。単なる「字体」や「書体」では「手で書く」ときにも使えますが、「印字体」は「印す字」なので、対象が限定されています。

印字にまつわるサイト

「印字」に関係するサイトを、二つほど紹介します。「印字」という言葉を調べると、文字に関わる商品の販売サイトが、多く見られます。

https://www.inkan-ichiba.com/

http://kakaku.com/pc/printer/ranking_0060/

一つ目は、印鑑の通信販売サイトです。個人用から会社用、実印から朱肉まで、熟練の職人のもと、商品の種類が豊富です。一般的に印鑑は大切な証明手段なので、質がいいに越したことはありません。これから印鑑を新調する方や、替えたいと思っている方にお勧めです。

二つ目のサイトには、プリンターの売れ筋ランキングが掲載されています。年々のように性能が向上しているプリンターですが、写真に強い物やスマホと繋げられる物と、様々な種類があります。プリンターの購入を考えている方にお勧めです。

印字の意味や使い方についてのまとめ

「印字」とは紙などの媒体に、タイプライターやプリンターなどで、文字や符号を打ち出すこと意味します。あるいはその文字や符号、印章の文字のことです。
媒体がなかったり、字を打たない場合、使うのは間違いになります。また「印刷」との大きな違いは「字を打って印す」点であり、「印字する」はハンコなどを押す場合にも使います。

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