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最短とは?最短の意味と使い方を解説

最短
コンピューターの発達やデジタルデバイスの普及、IoTによりかつてよりも物事は短時間で済むようになりました。
ですが反面、待つのが苦痛になったり効率化のためにどんな物にも『最短』が求められる時代にもなりつつあります。

本記事ではそんな『最短』という言葉やその意味について解説し、用例や英語や中国語での表記なども紹介いたしましょう。

最短の読み方

『最短』と書いて『さいたん』と読みます。
最も短いと字の表すとおり、数値で示せる距離や時間などの最も短い物を示し、特定の熟語の前に付けて使うのが一般的で例を挙げると『最短距離』や『最短時間』などですね。

また物事が始まる、あるいは終わるまでの目安を示す場合にも『最短○○時間』『最短△△日間』という風に提示されて使われることがあります。
身近なところですと、ネット通販などを利用すると『入金確認後、最短2営業日で発送』などと書かれていたりしますね。

最短の意味について

漢字が表している通りの意味で『最も短い』物や事柄などを指し示すときに使われますが、熟語などで最短の後に距離や速度という言葉が付くと物理的な距離の短さ、または時間的な短さを意味します。

その後半を省くとどちらの意味にも取れてしまうので、日常会話では話がすれ違う程度で済みますが、契約や約束事でその部分を省くと齟齬が生じトラブルの元となります。
日常会話でも意図通り最短の何を問いたいかをハッキリと相手に伝えるには、最短の後の言葉を省略せずにした方が良いでしょう。

最短の正しい使い方

「今は品川~名古屋間は東海道新幹線『のぞみ』で最短1時間29分らしいけれど、リニア新幹線が開通したらそれが40分になるらしいよ」
「でもリニアのルートで長野に食い込む木曽谷ルートは明らかに最短距離じゃないよね」
「いくら地元にリニアの駅を誘致したいと言っても、あのコースはちょっと無理があるよね。素人目にも最短距離じゃないのは一目瞭然だし」

何のことか分からない方は『リニア 最短 地図』のワードで検索しリニア新幹線のルート候補を見てみると、上の会話の何が問題なのかを理解できると思いますよ?

最短の間違った使い方

「このあいだ頼んだ作業、まだ終わっていないの?」
「ごめん忘れていたわ。今から最短で終わらせるから少し待っていて」

この会話でも『短い時間ですぐに終わらせる』という意図はくみ取れますが、日本語を正しく使うのであれば『最優先』あるいは『真っ先に終わらせる』と言った方がより適切です。
でも日本語はあやふやで言葉を濁したり間違った言葉を使っても、なんとなく意図が伝わるのが言語として面白い点ではあるのですけれどね。

最短を使った例文

身近で『最短』を求めるとしたらやはり遠方へ行くときや、トレッキングや登山など複数のルートがある場合の距離や時間を尋ねるのが一般的です。
これから示す例のように詳しい人に尋ねるのが一番ではありますが、最近はGoogleマップ、ジョルダン乗換案内、ドラぷらなどの検索サービスを利用することでも簡単に最短距離や最短時間を予測できるようになりました。

最短の使い方【例文その①】

A「東京から最短で北海道に行くにはフェリーと東北新幹線、どちらが良いのかな?」
B「時間で言えば東北新幹線だけれど、飛行機の方が早いよ」
A「でも飛行機は値段高いじゃん」
B「LCCのチケットが取れれば、フェリーより安いし新幹線より早く着くよ」
A「マジで?」

LCCと呼ばれる格安航空会社の飛行機便を利用すれば、移動時間が最短であることはもちろん5000円~1万円程度で東京~札幌間を移動することも可能です。
距離と時間、飛行機ならどちらも最短で済むという例です。

最短の使い方【例文その②】

C「富士登山にチャレンジしてみたいから、最短ルートを教えて?」
D「富士宮ルートが一応最短で、往復8.5km程度と他のルートの3~4割短いけれど、道幅が狭くて混みやすいから時間的に最短になるかどうかはその日の登山者数次第かなぁ?」
C「距離が短いから最短で着けるとは限らないんだね」

最初の会話の最短は距離を示し、最後の最短は時間を示しています。
正しく伝えたいのであれば『最短距離』『最短時間』と言うべきなのですが、それを省いてもこういう風に正しく意図が伝わる場合もあります。

最短は英語でなんて言うの?

最短を英語で表すと『shortest』の他に『minimum(最小), quickest(即時), fastest(最速), earliest(早期)』なども最短という意味を含みます。

日本語同様最短を距離やルートという意味で使うのであれば
“Please teach me shortest course to Ueno station.” (上野駅までの最短コースを教えて下さい)
このようにshortestを使うのが一般的です。

最短は中国語でなんて言うの?

最短は中国語でもそのまま『最短』という字を書きます。
「请告诉我从西武池袋线到猫头鹰雕像的最短路线」(池袋駅の西武線からいけふくろう像への最短ルートを教えて下さい。)

都市部のほとんどは各電車へのホーム案内や出口案内などは中国語が併記されているので中国の人が迷うことは稀でしょうが、いけふくろう像への案内には中国語は無かったような気がします。
日本の場所を例として挙げましたが観光に来た中国の方は英語を使うことが多いので、中国語は我々が中国に行って店や駅の場所を尋ねる場合に使う方が多いかもしれませんね。

最短の類義語や関連語は?

最短という言葉は距離の短さ以外に時間の短さを表す場合もあるので、類義語としては『最速(さいそく)』という言葉が挙げられます。

他にも同様に日時の早さを示す『最早(さいそう)』(最早開始日、最早結合点時刻)という言葉も存在します。
意味的には時間的な短さを表す『最短時間』と似たニュアンスになっているので、類義語と言えなくもないでしょう。
ですが専門用語としてしか使われず、日常会話で我々が使うことはまずありません。

最短の対義語は?

『最短』が物理的な距離や経過した時間どちらの解釈をした場合でも、最も長いことを表す『最長(さいちょう)』が対義語として一般的に使われています。
最長到達距離、最長再生時間など最短と同じように単語の後に何が最長なのかを示して使う場合が多いです。

余談ですが類義語である『最速』にはこれといった対義語がありません。
一応『最速(最早)』の対義語として『最遅(さいち)』という言葉もあるにはあるのですが、上記で解説したとおり専門用語なので日常会話で使うことはまず無いでしょう。

最短を使った熟語や慣用句、ことわざはある?

最短が付く熟語はそれなりにあるのですが、日本語において『最短』を含んだことわざや慣用句はありません。
最短の英訳である”shortest”であれば以下のようなことわざがあります。
“The shortest answer is doing.”

「最短の答えは実行することである」という意味で、日本語に言い換えるとすると「案ずるより産むが易し」と言ったところでしょうか?
考えを巡らせるよりも、手っ取り早く答を得たいのであれば実際に行動に移した方が早いということを示した言葉ですね。

最短にまつわるサイト

・Googleマップ
https://www.google.com/maps/?hl=ja
カーナビは適切な最短距離、あるいは最短時間で目的地への道を示してくれる身近な例ですが、車に乗っていない時にも目的地への最短距離を探したい場合GoogleマップやYahoo!カーナビなどのアプリが役立ちます。
ただGoogleマップは車で走行中、極度に道幅の狭い道路を案内することもあるので、最短距離であっても最速で到着しない場合もあるのが難点ですね。

・キョリ測
https://www.mapion.co.jp/route/
こちらも地図ですがどちらかというとルートではなく、単純な2点間の最短距離を調べるための物で、徒歩、ジョギング、自転車、自動車での予測移動距離や予測移動時間を知ることができます。
測定結果をA B Cの三つのタブに保存できるので、視覚と数値の両方で比較しやすいのが特徴です。

最短の意味や使い方についてのまとめ

『最短』と表した場合には距離を尋ねる場合、時間を尋ねる場合など複数の状況が考えられるため、相手側に答えを望むのであれば『最短距離』『最短時間』など最後に何の最短を求めているのかをしっかりと示した方がより確かな回答を得ることができるでしょう。

どんな物も最短である方が効率は良いのでしょうが、旅行やドライブなどの余暇は最短を求めすぎない方が余裕が生まれ楽しめる場合も多いですよね?

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