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不利とは?不利の意味と使い方を解説

不利
日本語に「不利」という言葉があります。一言でいうと、「利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。条件などが相手より劣っていること」を指します。ここではこの「不利」という言葉について、意味や正しい使い方、間違った使い方、熟語、ことわざなど、様々な視点で紹介、解説していきます。英語や中国語に訳した使い方も紹介します。

不利の読み方

では初めに、「不利」の読み方から紹介していきます。「不利」という熟語は「フリ」と読みます。「不」という漢字は音読みで「フ」と読み、訓読みだと「ズ」と読みます。「利」という漢字は音読みで「リ」と読み、訓読みだと通常は「キく」と読みます。人名や地名などでは「ト」、「トシ」と読む場合もあり、あまり一般的ではありませんが、「ヨい」、「スルドい」という読み方もあります。この2つの漢字を両方とも音読みにしてつなげて読むと「不利」という言葉になります。

不利の意味について

「不利」の意味ですが、「利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。条件などが相手より劣っていること」という意味で使われる言葉です。一文字ずつ分けて意味を考えると、「不」という熟語は「~ではないこと」という意味で使われています。「利」は「都合がいい。もうけがある」という意味です。つまり漢字の意味をそのまま解釈すれば、「都合が良くないこと。儲けがないこと。損なこと」というような意味になります。

不利の正しい使い方

「不利」の正しい使い方と間違った使い方を紹介していきたいと思います。先述したように、「不利」には「利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと」という意味があり、この言葉を使う際には「何と比べて不利であると判断したのか」に注意する必要があります。例えば「不利な試合」とは、「戦う相手より都合の悪い条件が存在する試合」をさします。比較すべき対象が存在するのにそれと比較せずに自分の条件だけ見て「不利」というのは不適切です。

不利の間違った使い方

では「不利」の間違った使い方ですが、先に述べたように、比較すべき対象と比較せずに「不利」という言葉を使うのは不適切です。例えば「試合は我々にとって不利な条件で行われた」とは、相手チームと比較して自分たちの側に何らかの都合の悪い条件の下で試合が行われたことを指します。もし「試合は両方のチームにとって不利な条件で行われた」と言ってしまうと、「片方が不利ならもう片方は有利のはずだろう」というツッコみが来ます。

不利を使った例文

ここでは、「不利」という言葉を使った例文を会話形式でいくつか紹介したいと思います。「不利」という言葉が使われるのは、「他の何かの場合と比較して利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。条件などが相手より劣っていること」を示す場合です。何と何を比較しているのかに注意して例文を読んでみてください。

不利の使い方【例文その①】

友人同士の日常会話です。

「大学入試で浪人生を一律に減点してた話知ってる?」
「知ってるけど」
「理不尽な話だよな。浪人生ってだけで不利な条件で比較されるなんて」
「でもな。浪人生は現役生より浪人してた期間だけ余計に勉強する時間があったんだぜ。それで現役と浪人の学力を同じ物差しで測ったら、今度は現役生の方が不利にならないか?」
「言われてみればそうかもしれない」

大学入試で浪人生が現役生と比較して有利か不利かという会話です。

不利の使い方【例文その②】

家族の会話です。

「成績の相対評価って生徒に不利だよね」
「何でそう思うの?」
「だって本人がいくらがんばってもその人より優秀な人が一定数いる限り成績は上がらないんだよ」
「でも逆に言えば、本人がいくらサボってもその人より点数の低い人が一定数いる限り成績は下がらないんだから、『どんな場合でも相対評価は生徒に不利』とまでは言えないんじゃないかな?」
「そういう考え方もあるか」

生徒とって「相対評価」は「絶対評価」と比較して都合が良いか悪いかという会話です。

不利は英語でなんて言うの?

「不利」は英語にすると「unfavorable」と書き、「アンフェイヴェラブル」と発音します。「有利な」とか「賛成する」といった意味を持つ「favorable(フェイヴェラブル)」という単語の前に否定を意味する「un」がついた単語です。「unfavorable」には「不利」のほかに「批判的な」とか「不向きな」といった意味もあります。似た意味の単語としては「不利な点」を示す「handicap(ハンディキャップ)」があります。

不利は中国語でなんて言うの?

「不利」は中国語でも「不利」と書き、「プゥーリィー」と発音します。日本と同じ漢字は使われており、発音もなんとなく似ています。おそらくもともと中国語の単語であった「不利」が日本へ輸入されて同じ意味で使われているものと思われます。中国語の「不利」にはほかに「成功しない」とか「好ましくない」、「(戦いなどに)敗れるという意味もあります。中国語で「最不利」(ヅゥプゥーリィー)というと日本語の「最悪だ」という単語と同じ意味になります。

不利の類義語や関連語は?

「不利」の類義語には、「都合が悪いこと。具合が悪いこと」という意味の「不都合」、「戦いや試合、対戦ゲームなどで、状況が自分にとって不利なこと」を示す「劣勢」、「非常に不利な状況」を示す「絶体絶命」や「悪戦苦闘」、「絶体絶命の状況の中で、全力を尽くすこと」を示す「背水の陣」などがあります。カタカナの「ハンディキャップ」とか、これを略した「ハンデ」という言葉も、主に「意図的に設定された不利な条件」というような意味で使われています。

不利の対義語は?

「不利」に直接対応する対義語は「有利」になります。「不利」は「利がない」ことを示し、「有利」は「利がある」ことを示します。「不利」の意味は「利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。条件などが相手より劣っていること」なので、その対義語である「有利」の意味は「利益になること。条件・形勢などが良いこと。条件などが相手より優れていること」になります。ちなみに中国語の「不利」の対義語も「有利」です。

不利を使った熟語や慣用句、ことわざはある?

「不利」を使った熟語には、「勝てる見込みがあまりないこと」を示す形勢不利、「自然的、地理的条件が悪く、一般に経済的に立ち遅れた地域」を示す条件不利地域があります。「不利」という文字を直接使ったことわざや慣用句は見つかりませんでしたが、「不利な状況」を示す慣用句としては、「飛車角落ち」があります。「飛車」と「角」は将棋で使う駒の名前で、大変強い駒です。最初から飛車と角がない状態で勝負することを示すのがこの飛車角落ち」という言葉です。

不利にまつわるサイト

ネットで「不利」と検索すると上の方には「不利」の辞書的な意味や、「不利」の同義語をまとめたサイトなどがヒットします。これらのサイトの中から2つ紹介します。

不利(フリ)とは – コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%8D%E5%88%A9-621199
「不利」という言葉の辞書的な解説です。

不利になるの同義語 – 類語辞典(シソーラス) – Weblio類語辞典
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E4%B8%8D%E5%88%A9%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B
「不利」の同義語をまとめたサイトです。

不利の意味や使い方についてのまとめ

ここまで「不利」という言葉を様々な角度から少し詳しく掘り下げてみました。文字の意味的には「利がない」ことを示す言葉で、「利益にならないこと。条件・形勢などがよくないこと。条件などが相手より劣っていること」を指します。「不利」という言葉に「利益にならないこと」という意味があることを知っていた人はあまりいなかったのではないでしょうか。

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